【仲良しには理由があった!】科学が証明した、犬と人間3つの共通点
ワンちゃんはマブダチ!ファミリー!そう思っている人も多いはず。じつは、彼らも人間の感情をちゃんと理解していると科学的に示された研究結果があります。
2014年、「BBC」はハンガリー科学アカデミーが行なった研究成果を紹介しました。MRI内で犬たちに人間の声を約200種類聞かせ、脳内をスキャン。すると、人間と同じ反応を見せていたとか。わかったことは、大きく分けて3つ。
01.
喜びや悲しみを
人間と共有している
悲しい気持ちでいる時に、犬がそばに寄り添ってくれる。これは、本当に私たちを励まそうとしてくれていると考えていいのではないでしょうか。
02.
人間をちゃんと信頼してる!
「イエール大学」によれば、犬は恐怖を感じると飼い主に助けを求める習性があります。これは、他の動物にはみられないことだそう。
また、「エモリー大学」で行われた研究では、MRIの中に訓練された犬を横に寝かせて、いろいろな人のニオイを嗅がせました。結果、脳の喜びを司る部分は、飼い主のニオイにもっとも強く反応し、活性化したといいます。
03.
人間の脳は
犬を家族だと認識している
さらに「Mic」にはこんな研究結果が。こんどは人間の脳が犬に対してどのような反応を示すのかを調べました。
ある被験者の女性に「愛犬の写真」と「自分の子供の写真」をみせたところ、どちらの写真にも脳の同じ部分が活性化。つまり人間の脳は、犬も人間の子どもも大切な家族の一員として同じように認識しているというわけ。
「AAAS」に掲載されたハンガリー・ブダペストの「エトヴェシュ・ロラーンド大学」のアッティラ・アンディクス氏はこうコメント。
「犬が人間と似たような社会環境を共有していることは、長年知られていたことでした。が、この研究結果によって、社会的な情報を処理する脳のメカニズムも人間と非常に似ていることがわかりました」
ペットとの意思疎通に不安を感じる場面もあるかもしれませんが、思っているよりずっと直感的に理解しあえているのかもしれませんね♪
Reference:BBC,Yale University,Emory University,AAAS.
Licensed material used with permission by Mic.