ドッグフードを残し続けるのは、「相棒の死」を受け入れたくないから

ラブラドール・レトリバーは、数多い犬種の中でも知能が高い犬。人間が思っている以上に表情や言葉から状況を理解し、心にそっと寄りそってくれます。

アメリカ・アイダホ州で暮らすクッキーとスティッチは、いつも一緒に過ごしてきた姉妹。「どんなに歳をとっても、いつまでも私には子犬のように思えるよ」と語る、飼い主Dufurさんの言葉から伝わるように、家族の深い愛情の中で育ってきました。

上:スティッチ 下:クッキー

しかし年上だったスティッチは、つい先日、クッキーを残して先に天国へ行ってしまったのです。

よく遊んでいたおもちゃ、もう使うことのないリード、家の中は思い出が溢れすぎていたことでしょう。

ふたりはいつも、同じボウルに入れられたドッグフードを半分ずつ食べていましたが、これからは、ひとり分しかそこに入れられることはありません。Dufurさんはそれを寂しく思いながら、クッキーに差し出しました。

しばらくして様子を見に行くと、クッキーはひとり分になったドッグフードを、綺麗に半分残していたのです。

犬は「死」というものを、正確には理解できないと聞いたことがありますが、本当にそうでしょうか。きっと彼女は、少なくなったボウルの中身に気づいたはず。それでも半分残しているのは、悲しすぎる現実を受け止めきれずにいるからなのでしょうか。

いつも同時に食べていたからわからなかったけれど、本当はずっと年上のスティッチのために、少し多めに残していたのかもしれませんね。

「お前も悲しいんだよな、クッキー」。

自分と同じくらい、深い悲しみのなかにいることに気づいたDufurさんは、その日から毎晩一緒に眠ることにしたそうです。

Licensed material used with permission by EasyBreasyBeautiful
もし僕が話せたら。君に伝えたいんだ。助けてくれて、ありがとう。愛してくれて、ありがとう。一緒に過ごした日々は全部、覚えているよ。そんなフレーズからはじまる...
犬は、人間よりも早く歳をとるもの。だから歳を重ねる毎に、なるべく長生きして欲しいと祈りつつも、覚悟はしておかなければならないと自分に言い聞かせる。犬と一緒...
ここ長年、道で車にひかれてしまった動物などを食べてきたと言う78歳のArthur Boytさん。たしかにお肉になるために動物が殺されているわけだから、事故...
身近な疑問を解明してくれる人気動画シリーズの「AsapSCIENCE」で今回扱うテーマは「犬」。長年「人類の親友」と比喩されてきた犬は、なぜにこんなにまで...
クリスマスに忘年会。とにかく集まってワイワイやることの多い年末年始。こんなパーティグッズはいかがでしょう?
「HafH」はコーリビング(Co-Living=Community Living)を目的とし、住居とコワーキングスペースの両方を提供する新しい住居サービス...
主人公の老犬ハンナは、最期の最期で家族とともに「最高の一日」を迎えることができました。愛するペットが最晩年を迎えたとき、この家族と同じように、誰にも苦渋の...
自分のペットを「うちの子」と表現するほどに溺愛している飼い主のする変な行動8選。お揃いの服を着せたり、携帯のデータいっぱいの写真だったり、途切れなく会話を...
家族の一員でもある、大切なペット。しかしどんなに愛していても、人間とは違う時を生きている彼らとは、いずれお別れのときが来てしまうものです。Mark Woo...
現在、死海のまわりには、死海の塩やミネラルを利用したプロダクトを製造する工場が乱立。その結果、海水面が低くなっていき、シンクホールができるようになってしま...
前菜からデザートまでウニづくし! 六本木にあるバルスタイルのウニ料理専門店 UNIHOLIC〒106-0032 東京都港区六本木7丁目14-5 大和ビル1...
愛する人の死に直面したとき、その事実を受け入れることは本当に難しいものです。亡くなった後でも、大切な人とはどこかで繋がっていたい。その一念が、無意識のうち...
いつも私たちのそばに寄り添って、癒しを与えてくれるワンちゃん。単なるペットではなく、家族の一員のように大切に思っている方も少なくないでしょう。実は私たちが...
「死の体験旅行」は、アメリカが発祥と言われているプログラム。体調が悪くなり、病院で検査を受け、病気を告知され、治療から緩和ケアへと移り、そして亡くなってい...
首を傾げる仕草で、キュンとさせてくれるワンコ。スタッフォードシャー・ブル・テリアのIvorは、生まれてからわずか10ヶ月の間に捨てられ、5つもの家族にたら...
奥渋谷に世界中のクラフトビールが20種類! 北欧のカフェのような雰囲気で昼飲みできるビアバーØL Tokyo〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-...
ここに紹介するかわいいワンちゃんたち。花のオーナメントを頭に乗せて、どの子も愛嬌たっぷり。でも彼ら、ピットブル(Pit Bull)と呼ばれるアメリカで闘犬...
誰にだって、生きていればどうしようもなく落ち込む瞬間が訪れます。そのなかでも最もつらい経験のひとつが「身内の死」かも知れません。ここで紹介するのは、大学時...
飼い主が犬を捨てても、犬は決して飼い主のことを忘れない。犬がどれだけ飼い主を愛する生き物か。国内外問わず、亡くなった飼い主を待ち続けた「忠犬ハチ公」のエピ...
人々にとって動物の面倒をみて、家族の一員として受け入れるのは、珍しいことではありません。しかし、ペットによるセラピーは、うつ病や不安症で苦しんでいる人々に...
私たち人間にとって、愛着が湧くのは自然なこと。愛する人は自分の一部であり、人生を過ごすうえでとても大切な存在になった誰か、もしくは、何かがいなくなってしま...
どんな人でも、「死」から逃れることだけはできません。一般的には「静かに、穏やかに、眠るように死にたい」という人が多いようですが、実際のところ、人はどのよう...
『Sigalit Landau SALT YEARS』の本で紹介される写真がおもしろい。死海でこれでもかというほど“塩漬け”された物が写っています。死海の...
「死がもたらすのは、終わりだけじゃない」。写真から、そんな言葉が聞こえてくるような気がします。これは、蜷川実花さんが昨年の春、父・幸雄の死に向き合う日々を...