今年に、死が「永遠の別れ」ではなくなる?
近い将来、「死=永遠の別れ」ではなくなるかもしれない。
人工知能のプラットフォームをいくつも立ち上げた科学者のPratik Desai氏によると、今年中には人間の意識をコンピューターにアップロードできるようになるらしい。
同氏はTwitterで以下のように投稿しており、大きな反響を呼んでいる。
© chheplo/Twitter
両親や祖父母、大切な人などを定期的に記録するようにしてみましょう。十分なデータを集め、新しい音声合成や動画モデルの技術があれば、肉体的な死後も100%の確率で永遠に生き続けられます。これは、年末までに可能になるはずです。
なんでも、永遠に生き続けてほしい人の動画や音声、写真、文書などを十分に集めて、AIシステムにアップロードするらしい。すると、AIが対象者について学習し、その人のアバターを生み出すんだとか。
この技術により、人が亡くなる前にアバターを生み出しておけば、その人は画面上で永遠に生き続けられるという——。
賛否両論がありそうな話だが、日常的に動画や写真などを撮っておくと大切な思い出として残るはず。
"永遠の生"を与えるかどうかに関わらず、愛する人を定期的に記録することは習慣にしてもよいのかもしれない。
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