「事故死した命」を拾って食べる。殺していいのに、なんでダメなの?

Little Things』で紹介されたのは、サンタ帽子をかぶっているおじいさん。彼は、「事故死した動物しか食べない」ことで地元では有名人なのだそう。

人の食料になるために、動物たちは殺されている。命をいただくということについて、誰もが一度は食育を通して考えたことがあると思うけれど、彼はどうしてもその行為に納得できなかったのです。

事故にあった動物を食べる
それって悪いことですか?

ここ長年、車にひかれてしまったイタチ、ハリネズミ、リス、およびカワウソなどの動物を食べてきたと言う78歳のArthur Boytさん。

たしかにお肉になるために動物が殺されているわけだから、事故で死んでしまった動物を食べたほうがいいのかも?事故死した動物を食べる、と聞くと抵抗がありますが、これが一番「命を無駄遣いしていない」という意見もあるのです。

しかしおじいちゃんが食べていたものには、クジラやイルカなど、拾って食べるのが違法な動物も含まれていました。

そんな動物まで食べちゃっていたなんて……。

次にイルカを食べたら、罰金か6ヶ月刑務所だって言われたよ。

僕の知る限りでは、海岸に打ち上げられた動物を処分するのは所有者の義務なんだ。処分にはすごくお金がかかるけど、食べれば確実に処分できるのに…。

自然界では、死んだ動物は他の動物に食べられて循環するもの。たしかに、それを人間がやっちゃいけないというわけではないのかもしれません。

死んだ動物と、殺された動物
同じだとは思えないのです。

クリスマスには本当はクジラが食べたいおじいちゃんでしたが、今年は普通のターキーを食べることにしたようです。これには家族は大喜びのようですが、Arthurおじいちゃんはちょっと不満げ。

お肉が作られた過程を考えると、「悲しいお肉」だからターキーを食べるのは嬉しくないんだとか。Arthurおじいちゃんは自分が今まで食べてきた「エキゾチック・ミート」が食べたい様子です。

彼の食生活は、今後どうなっていくんでしょうか?

Licensed material used with permission byLittle Things

 

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