「なんでそんなことするの?」オーストラリアの乾杯がヤバすぎる
何かとお酒を飲むシーンが多くなる年末年始、あなたは“どんな乾杯”をしてる?
というのも、乾杯には国や地域によってさまざまなやり方がある。中でも紹介したいのが、常軌を逸したオーストラリアの乾杯……
Shoey!🍻
「shoey」は、履いていた靴にアルコール飲料を注ぎ、それを一気に飲み干すという伝統的な乾杯方法。飲み物はアルコールであれば何でも構わないが、使う靴は自分のものとは限らないというから怖すぎる。(笑)
起源については、2002年に双子のサーファー兄弟、ディーン・ハリントンとショーン・ハリントンが広めたという説や、F1ドライバーのダニエル・リカルドが広めたという説などさまざま。
真相は明らかでないものの、2010年にアーバン辞書に「shoey」が登録されたことだけは分かっている。
あのハリー・スタイルズも!?
特にshoeyが盛んに行われるのが、モータースポーツの世界。昨年11月に開催されたF1グランプリでは、主催の「MGMリゾーツ」がブランドのドライビングシューズでカクテルを提供する”Shoey Bar"たるブースを出展していたほど。
他のスポーツ界や音楽シーンでも認知度は増しており、オーストラリアでライブを開催するアーティストの多くが観客のリクエストに応えshoeyを行うなど、今では会場を盛り上げるパフォーマンスの1つになりつつある。
これまで頑なにリクエストを拒否し続けていたあのハリー・スタイルズも、2月に開催されたパースでのショーでついにshoeyを披露。「今までに聞いた中で最も嫌な伝統の一つだ」と嘆きながらも、自身の靴でドリンクを飲み干した。
衛生面を考慮するとオススメできるものではないが、飲みの場で披露すれば、確実に盛り上がる(もしくはドン引きされる)こと間違いなし!
……とはならないにせよ、話のネタにはなるかも。
それでは、今年も嫌なことを全て忘れるまで、カンパ〜イ!🍻