やばい、なんでこんなに眠いんだろ。
春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、
夜来風雨の音、花落つること知る多少
(春の夜は気候もよく心地よいので、
夜明けにも気づかず、もう鳥のさえずりがきこえる。
昨晩は嵐の吹く音がしたから、花がたくさん散ったことだろう)
「春暁」孟浩然
“春暁” がつづられてから何百年も経った2018年、
春に生きるわたしたちは、あいも変わらず「眠い」です。
目がさめるとすっかり朝になっていて、
真夜中のつよい風もやんで、窓のそとを見ると、
モクレンが散ってしまってる。
昨夜みた夢は思い出せないけれど、
なんとなく、とてもいい春の夢だったことは覚えてる。
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