休日は、干物です。そんな人が知るべき「昼寝」のメカニズム。

せっかくの休日だったのに、寝起きが悪くて午前中はまるまる睡眠に。こんなに寝たはずなのに、なんだか疲れは取れないし、ご飯を食べたらまた眠い。

あぁ…掃除しなきゃ、明日の会議の準備しなきゃ……とは思うのに、布団の誘惑には敵わない。ベッドの滞在時間の長さは、幸福と比例する私。土日は基本、干物です。

だけど、もう少し体をスッキリさせて月曜日に備えたい。「Elite Daily」のCaroline Burkeさん曰く、昼寝を上手に使えば、求めている"スッキリ"は、短時間で手に入れられちゃうんだとか。

これって眠くてたまらない平日の午後にも、使えると思う。

長い、深い昼寝は、みんなの大好物。

でも昼寝の正しいとり方、それから昼寝をとる理想の時間を知っていますか?

中には昼寝が嫌いで、夜寝れば十分、なんて人もいます(なんて素敵な人生)。でもそれ以外の人にとって、昼寝とは、気だるい午後に打ち勝つエナジーチャージ法とも言えます。

お昼寝タイム
目安は【30分】!

それ以上寝てしまうと、起きたとき、逆にだるさが増してしまうのです。

昼寝をしたいのなら、REMサイクル(睡眠サイクルの中で最も深い眠りについている時間)を念頭に置いて、30分区切りでとるようにしましょう。

これは、おおよそ90分〜110分に渡り、計5ステージに及ぶサイクルです。その中でも最も深い眠りにつくのは、最終ステージ。

昼寝で一番好ましくないのは、この最終ステージで目覚めてしまうこと。その段階で"目覚め"という妨害が入ると、スッキリしないまま起きることになってしまいます。

要するに昼寝は、最も浅い眠りのステージで目覚めるのがベストなのです。

時間がないなら
最低10〜15分が◎

10分〜15分程度のお昼寝。英語ではこれを"パワーナップ"と呼びます。これをとると、なんと注意力と認識能力を高めてくれる効果があると科学的に証明されているそう。何よりも、夕方に何時間も寝てられない人にとって、これは最適な時間スパンですよね。これなら通勤中の電車など、どこでもサクッととれそう。

ですが、短いスパンで昼寝をするときに注意したいのは、実際に寝付くまでの時間。考えてみてください。眠りにつこうとするのに、あまり時間は割きたくないでしょう。最終的に睡眠時間よりもその時間のほうが長くなってしまっては、休まるどころか逆にストレスになってしまいます。

でも、いくら疲れていたって、日中の時間にすぐに眠りにつけないときだってあるでしょう。

それでもできるだけ早く寝付きたいときは、眠る前に体をリラックスさせるのがコツ。たとえば、深呼吸エクササイズ。脳も静まってくれる上、心拍数も下がるので、より眠りにつきやすくなりますよ。

そうしてお昼寝スポットには、涼しくて、暗いところを選びましょう。うるさかったり、寝心地の悪い場所はあまりオススメできません。

寝すぎるのは、NGです🙅。

あまりにも長い間昼寝をしてしまったり、夜遅くに昼寝をとってしまうと、睡眠周期を乱すことになります。

そうすると、翌日ドッと疲れに襲われる、なんてことも。それがいつの間にか負のサイクルに変わり、体がなかなか休まらず、眠りをつねに求めている状態が続いてしまうと、抜け出すのが大変です。

ならば、昼寝はあくまでも疲れに効く"サプリ"であって、パッと目覚めるための"必須材料"ではないと思いましょう。昼寝は、日曜日の昼下がりに自分に与える"ご褒美"くらいがちょうどいいのです。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。