「お昼寝」を取り入れて、気持ちよく働こう。
お昼寝、シエスタ、パワーナップなど。「Little Things」の人気ライター、 Laura Caseleyさんが、そのメリットと効果的なお昼寝の仕方を紹介しています。
10分の仮眠で、
リラックス。
学習や仕事の際、60~90分程度の仮眠が頭をすっきりさせてくれると言われています。また、ハーバード大学医学大学院の研究結果によれば、少なくとも「週3回30分程度」のお昼寝習慣があれば、後々の心臓病のリスクを軽減してくれる、とも。
また、お昼寝をすることでストレスを引き起こすホルモン増加が防げる、という2012年の研究結果のことも書かれています。不安やストレスを感じているなら、日中10分からでも仮眠をとる習慣をつくってみては?気持ちが上向きになり、リラックスできるかもしれません。
ストレスが原因の健康問題は、女性よりも男性のほうが多いそうです。小腹が空いたなら10~15分の仮眠を取りましょう。衝動的な食欲が抑えられるとも言われているようです。
以下、効果的なお昼寝をするための5つの簡単なハウツーを紹介します。参考までに。
01.
お昼寝のタイミングは
「午後いち」に
「お昼寝」というだけあって、最も効果的なのは「昼食後」と言われているようです。時間が遅くなりすぎると、今度は夜の寝付きが悪くなってしまうとか。
02.
アラームのセットは
忘れずに
いくら昼寝がいいからといって、寝過ごしてしまうはちょっと…。アラームをかならずセットしておきましょう。
03.
環境にはこだわる
やや涼しくて薄暗い環境がお昼寝に向いているようです。暗すぎると深い眠りに落ちてしまい、起きられなくなってしまうことも。
明るすぎる場所なら、アイマスクをしてみましょう。気温は少し涼しいくらいが、入眠しやすいはずです。エアコンなどが効いているときは、冷えすぎないようにブランケットを使用してみてください。
04.
快眠グッズを使ってみる
お昼寝前にコーヒーや紅茶を飲んでおきましょう。カフェインが覚醒を促し、すぐ動き出せるかもしれません。
ほんの少しだけ休みたいときは、ペンを指の間に挟んで眠る、という方法もあります。指は入眠後ゆっくりとリラックスするので、ペンが床に落ちるタイミングで目が覚める…とか。
05.
ときにはお昼寝で
必要な睡眠時間を補う
平日に十分な睡眠時間をとるなんて、忙しい人にとってはなかなか難しいかもしれません。でも睡眠は、食事や水分摂取と同様、健康のためには欠かせないもののひとつです。
…と、頭ではわかっていても、ほとんどの人が十分な睡眠をとれていないそうです。48%もの人が睡眠不足を訴えていますが、睡眠不足でお昼寝を習慣にしている人は、そのうちのたった34%しかいないとアメリカの統計にあるようです。
忙しいから睡眠が取れないわけであって昼も夜も関係ないとはいえ、少しでもお昼寝で補えるようにしておいたほうがいいのかもしれません。