常識をくつがえすジム。「寝る」ワークアウトはじめました

ジムといえば、身体を動かしてアクティブに汗を流す場所。

でも、ジムでゆっくりと身体を休めてリラックスする、という逆転の発想のクラスがイギリスで誕生しました。

「ジムでお昼寝」と聞くと違和感があるかもしれませんが、疲れた現代人に不足しているものを補ってくれる素晴らしいクラスなんだとか。フルタイムで働いていて子供がいるような、仕事もプライベートも大忙しの親たちを中心に人気上昇中です。

科学的根拠に基づいた
「Napercise」

「David Lloyd Clubs」で開講されているこのお昼寝クラスは「Napercise」と呼ばれています。

ペンシルバニアにあるアラゲイニー大学の調査によると、このNaperciseを行った人は、しなかった人に比べて実際にストレスが軽減されているという実験結果も。

現代人が抱えるストレスと睡眠不足。これがなくなることで、気分の改善や心身のパフォーマンス向上にも繋がり、鬱予防にもなるのだとか。

01.
まずは15分間のストレッチ

このクラスは、全部で1時間。まずはインストラクターと一緒に15分間のストレッチをします。このストレッチとカロリーが燃焼しやすい室温のおかげで、寝ている間にカロリーが効率よく消費できるそう。

02.
そして、45分間のお昼寝タイム

ストレッチのあとはベッドに潜り込むだけ。一人ひとりにアイマスクとベッドが用意されるので、快適な環境でぐっすり寝られます。

ストレッチのあとは自分たちでベッドメイキングをします。心地よく寝られる準備まで含めて、エクササイズなのだとか。

いざ、アイマスクを装着。

あとはひたすら寝るだけ!

「本当にリラックスできて、素晴らしい。ぜひ色んな人に試してほしいです」

とは実際に参加した人たちの声。よっぽど疲れていたのでしょう。

よくよく考えてみると、確かに「ジム」ってストレスを解消して健康になるために行くところですよね。そう思えば、お昼寝だって立派なエクササイズなのかも。

Licensed material used with permission by David Lloyd
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。