これひとつで「300種類のワークアウト」

ポケットにも収まる「Monkii」は、ドアに引っ掛けて使うタイプのワークアウトグッズ。場所に縛られることなく、自宅でもホテルでもトレーニングができるようになるのがポイントだ。

正直、似たような製品は多く開発されている。……にもかかわらず、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」では約8600万円の資金調達をしている。

なぜ「Monkii」はアメリカで人気を集めているのだろうか。

飽きずに続けられる
ワークアウト

© Dan Vinson and David Hunt
© Dan Vinson and David Hunt

いまアメリカでは、特定のマシンで一定の動きをする筋トレから、飽きずに続けられるフィットネスにトレンドがシフトしている。そのため、クロスフィットやボルダリング、スラックラインなどが注目されている。

これらに共通するのは、トレーニングを行うたびにメニューが変わるところだ。

「Monkii」にも同じ特徴があり、できるワークアウトは300種類をこえるという。実際に使うときには、毎回異なる方法で体を鍛えられる。

また、TRXを設置しているジムも少ないなかで、サスペンショントレーニングを気軽に楽しめる。

「Monkii」が開発されたおかげで、豊富なトレーニングをどんな場所でもできるようになった。持ち運びも簡単だ。だからこそ、6,000人以上が投資して、約8600万円を集める結果になったのだろう。

Top photo: © Dan Vinson and David Hunt
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。