疲れがとれない原因は「スクリーンの見すぎ」かもしれない
「Netflix」を見たり、ゼルダシリーズの最新作を何時間もプレイしたり、夢中になっているとつい忘れがちですが、一日どれくらい画面を見て過ごしているのか。
あまりにも長時間画面を眺める生活は身体に良くない、という話はよく聞きますが、具体的にどのような悪影響があるのでしょうか。「AsapSCIENCE」の動画を見てみましょう…もちろん、目が疲れない程度に。
動画のタイトルにもなっている「Binge Watching(ビンジ・ウォッチング)」は、ハマりすぎ、とか、止まらない、といったニュアンス。気がついたら何時間も経っていたり、週末が終わっていたり。
10万時間のテレビ生活が
体に害を及ぼす?
ちょっとだけ振り返って、話は1967年。
テレビが一般家庭に普及した頃から、画面を長時間見ることに関して注意が促されていました。当時問題だったのは、テレビから発せられるエックス線。レントゲンでも発せられるこの電磁波は、10万時間以上スクリーンを眺めると身体に害をなす量に達する、と言われていました。
現在のテレビにはエックス線の心配はありませんが、一方で目を酷使することによる危険性が問題になっています。
通常、人は1分間に18回「まばたき」をすると言われています。しかし画面を見ることでその頻度は減り、眼精疲労につながります。
また、子どもがテレビゲームなどで長時間家の中で過ごすことにより、近視になる可能性も高まります。
外に出て太陽の光を浴びることが目の健康に効果的という研究結果もあるようですが、家の中にばかりいると、そういった機会も減ってしまいます。
恋人との夜の関係にも
悪影響!?
長時間テレビを見たりゲームをすることは、あなたのライフスタイルにも影響を及ぼします。
寝る前にテレビを見ていると、ゆっくり脳を休めることができず、睡眠の質が下がるそう。
恋人との夜の関係にも良くない影響を与えてしまう可能性があり、週に20時間以上テレビを見る人は44%精子が減少する、なんていう研究結果も…。
動画の中では「寿命にまで影響する」という話も紹介されています。
あくまでも「リスクの可能性」にまで話は飛躍していますが、テレビやスクリーンを見る時間は控えめにしておいたほうが良さそうですね。どうしても離れられないなら、テレビを見ながら運動をする、なんてのも良い方法かもしれません。
何にせよ、テレビとの上手い付き合い方を模索する必要がありそうです。