「ながら動画視聴」が1位!人々が「タイパ」のためにやっていること

昨今、時間をいかに効率的に使うかを重視する考えかたがZ世代を中心に広まっている。そんなタイムパフォーマンス(タイパ)への意識は実際どうなのか?という意識調査がおこなわれた。

まず、「日々の生活で時間に追われる感覚はあるのか?」という点だが、こちらは男女各世代でおおむね50%近い数値。とくに、10代女性は64%と高い数値となっている。

また、コロナ禍以前との比較ではほとんどの年代で半数近くが「変化はない」と回答しているのに対して、こちらも10代女性のみが28%と低い数値。

Z世代の女性がとくに時間に追われる感覚を持っているようだ。

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タイパの認知については各世代で約半数が認知しており、なかでも20代男性は全体の45%が言葉の意味まで理解している。

男性に限定すれば、10代を例外として若い世代ほど、タイパの認知は広い。

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では、実際にタイパに関して意識的におこなっていることだが、全体では「ながら動画視聴」が29.4%ともっとも高く、次いで「ネットショップ・ネットスーパーの利用」「動画の倍速視聴/10秒スキップしながらの視聴」と、日常生活をより効率よく過ごすための項目が上位に名を連ねた。

これを30〜50代のミドル層に限定すると、特徴的なのが「弁当・惣菜などの出来合いのものの利用」「冷凍食品・ミールキットを利用する」など、家事の時短を目的とする項目を、より多く挙げている点だ。

タイパの意識は各世代で高いようだが、世代間で実践していることは異なる。なかなか興味深い結果となった。

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