半数以上のZ世代が引越し時に「◯◯」をしたことがあると回答
アナタは引っ越しをしたら、近所付き合いは面倒だから最小限にしたい派? それとも、地域のコミュニティに積極的に参加したい派?
お部屋探しの株式会社「CHINTAI」の調査によると、引越しの際の挨拶まわりひとつとっても世代間で意識の違いが見えてくるんだとか……。
「程よい距離感」が心地いい
デジタルネイティブ世代の本音
同社の調査によれば、Z世代の56.2%、Y世代の65.9%が「引越し時に挨拶まわりをした経験がある」と回答。半数以上の人が、引っ越しという新たなスタート地点で、近隣住民との接点を持つために動いていることがわかる。
興味深いのは、彼らが挨拶まわりをする理由。
Z世代でもっとも多かったのは「礼儀として」(60.0%)で、Y世代も同様に「礼儀として」(74.5%)が最多となった。注目すべきは、2位の回答。Z世代は「隣人について知りたいから」(36.8%)、Y世代は「ご近所づきあいを円滑にするため」(37.3%)と、世代間で考え方に差が見られた。
シェアサイクルやご近所SNS……
テクノロジーが地域との距離を縮める?
デジタルネイティブ世代とも言われるZ世代にとって、リアルな関係性は不得意なのでは?と思いがちだが、近年では地域コミュニティに特化したSNSサービスやアプリが続々登場している。
たとえば、近所の人と情報を共有できるアプリや、スキルや物を貸し借りできるプラットフォーム。こうしたサービスは、従来型の密接な近所付き合いとは異なる、新たな地域との繋がり方を生み出すきっけとなっていることはたしかだ。
自分の興味関心に基づいてゆるやかに人と繋がることができる点は、デジタルネイティブ世代にとって心地よいのかもしれない──。
東京の人はみんな、冷たい?
🙋♀️ Z世代のリアルな声 🙋♂️
現在都内でひとり暮らしをする筆者は、じつのところ隣人の顔を見たことがない。「東京に住む人は冷たく、ご近所挨拶はしないもの」といった勝手な思い込みがある。同じように考える人も少なくないのでは?
ということで、社内のZ世代にリアルな意見を聞いてみた。必ずしも彼らの考えが若者の総意であるとは限らないものの、参考までにご紹介!
実家にいたころは挨拶しに行ったな。都内でひとり暮らしをはじめたときは、挨拶まわりはしないものと思っていたから何もしてない……。まあすぐ引っ越すし!「ジモティー」は使ったことあるけど家の近くでは取引してないよ。
地方から都内来たけど、コロナ渦だったこともありタイミングを逃した。するのがマナーなのかなと思ってたし、映画とかドラマの「夕飯作りすぎちゃったのでもらってください!」ってやつやりたかった。一応ご挨拶の品を買ってたんだけど渡せず……初日の勢いが大事かも。
挨拶行ってないな。隣人との関わりは回覧板くらいだし、これも自分では書かないし回さないかも。
実家暮らしで引っ越したのも記憶がないくらい幼いとき。もしひとり暮らしで引っ越しするとしても、恥ずかしくてできないかも……。