20年振りに「X-MEN」のアニメがリバイバル、エモさ全開のトレーラーが公開

マーベル・アニメーションによる最新作『X-Men'97』。3月20日を予定しているDisney+でのストリーミング開始を前に、ついにトレーラームービーが公開された。

本作は、1992~97年に放映されたX-MENのアニメシリーズをリバイバルしたもので、旧作の続きを描く新作エピソード10話から構成されている。

公開された予告映像を観てみると、当時を知るファンならば興奮が止まらないであろう、オリジナル版を忠実に再現した画風と音楽が。

© Disney+/YouTube

2分弱の動画には、サイクロプスやウルヴァリン、ガンビットといったX-MENのメンバーの他、マグニートーをはじめとするお馴染みのヴィランも登場。ラフなアメコミ風タッチと懐かしの演出の数々に、原作ファンの期待は高まること間違いなし。

ところで、お気づきの方もいるかもしれないが、昨今のマーベル映画では今年7月公開の『デッドプール&ウルヴァリン』や映画『マーベルズ』など、ついにMCUとX-MENが合流した世界線が始まろうとしている。

これらは2019年にマーベル・スタジオを有するディズニー社が20世紀フォックスを買収した影響であり、その流れで発表された『X-MEN'97』もMCUに迎合していくように思えた。

しかし、ショーランナーのボー・デマヨ氏は、Instagramのストーリーにて関連性を否定。この作品はMCUシリーズとは一線を置く“独自の作品”であることが強調された。

また、同氏は本作を「オリジナル版へのレトロなラブレター」とも表現しており、どちらかと言うと原作ファンに贈るトリビュート作品としてのニュアンスが強いのかもしれない。

とにかく、原作や当時のファンに寄り添う内容となっていることは間違いなさそうだ。

そんな『X-MEN'97』、実際にファンの期待・制作陣の熱意ともに高いようで、すでにシーズン2の制作が決定しているとか。

MCUファンもX-MENファンも、元は同じ「マーベルシリーズ」の新章を迎えるにあたって、一度ムードを高めてみてはいかが……?

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