誰もがスムーズに通れる「ミライロドア」って、なに?

「バリアフリー」という言葉に象徴されるように、障がいの有無にかかわらず多様な人々が安心して暮らせる社会の実現のため、世に存在する“バリア”の解消が求められている。

自動ドアもその課題に直面する一つ。とくに近年増えてきたタッチ式、あるいはセンサー検知式のものについては、車いす使用者がスイッチに手が届かなかったり、センサーが反応しなかったりといった声も挙がっていた。

そこで開発されたのが「ミライロドア」という新たな自動ドア。一般的な自動ドアとの大きな違いは、2つある。

ひとつは、専用コントローラとスマートフォンの連携により、通行者の属性に合わせて開閉速度などの運転方法を変更することができる点。

もうひとつは、目が不自由な人と車いす使用者が近づいたときにそれぞれの通行をスムーズにする点だ。

前者はスピーカーで誘導のアナウンスを再生され、後者はタッチスイッチを押さなくてもドアが開くという。

開発にあたっては、障がいのある方の経験や意見をアンケート形式で収集し、その調査結果を反映。より実際のニーズに合った仕様に作られた。

しかも、専用コントローラは既存の自動ドアにも簡単に取り付けられ、かつ大きな設備投資を必要としないため、大型商業施設や病院・介護施設、マンションなどのさまざまな場所で導入できそうだ。

©株式会社ミライロ
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Top image: © iStock.com/Олег Копьёв
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