これが、「空飛ぶ自動車」だ!

中国の電気自動車メーカー「Xpeng」が毎年行うイベント「1024 Tech Day」にて、関連企業「HTAero」が新しい空飛ぶ自動車を発表。

まだ名前も付けられていないこの自動車は、空と陸での移動が可能となっており、2024年の展開を予定しているようだ。

© XpengXpev/YouTube

SF映画に登場するような近未来デザインが印象的な同車だが、飛行のために本体は重量を重視して設計されているという。

道路の走行時には、プロペラが車体に畳まれて収納されており、必要な時にシームレスに飛行モードへと移行することが可能だとか。垂直離陸を行うことで、様々な場所から空へと飛び立ち、低高度で都市を移動することができるようだ。

近年ますます注目を集めているeVTOL(電動垂直離着陸機)だが、すぐ近い未来には、このように自動車と融合しているのかも……。

また、同社は同日のイベントにて、先進的な運転支援システム「Xpilot 3.5」や、わずか5分で最大200kmの走行分を充電できる新世代充電システム「X-Power」も発表。

大きな変革が訪れる自動車業界に、日本企業も合わせて注目しておきたい。

Top image: © Xiaopeng Motors Technology Company Ltd.
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。