「空飛ぶ子猫」には、カメラマンの動物愛が詰まっていた
キュンキュンするほどかわいい、空飛ぶ子猫。ちっちゃな体を目いっぱい使って無邪気に遊ぶ姿に、癒されちゃいます。
でもじつはこの写真は、捨て猫たちの保護を呼びかける目的で撮られたもの。撮影したセス・キャスティールさんは、生き生きと躍動感のある写真を撮ることで、そのメッセージを込めました。
01.
あなたを待っている猫がいる
もし猫を飼いたくなったら、動物保護施設や、地元の里親探しを行っているNPO法人などをあたってみてください。きっと、あなたを待っている子猫がいるはずです。
02.
飼うなら2匹以上で
猫って「なんだか気まぐれで、自分が甘えたいときだけ寄ってくる」というイメージがありますが、本当ははとっても甘えん坊で寂しがり屋。
昼間あなたが仕事で家を空けている間、とっても寂しい思いをしているかもしれません。
猫は本来、「猫社会」を形成する動物。だから、できれば2匹以上同時に飼ってあげてください。猫同士のじゃれ合いをみるのも癒されますよ。
03.
「爪とぎ」をさせてあげて
お迎えした猫は、部屋の中で飼うことが多いと思いますが、カーテンや家具へのいたずらは困りもの。
なかでも「爪とぎ」を家具や柱でやられると、ボロボロになって大変です。でもだからと言って、爪を切っても「爪とぎ」しなくなるとは限らないし、猫のストレスにもなりかねません。
猫の「爪とぎをしたい気持ち」と、飼い主の「ストレス」。そのどちらも解決するには、爪とぎする場所を決めて、そこでとぐようにしつけるのが一番です。
04.
毎日アクティブに
遊んであげる
猫に散歩は必要ないけど、家のなかだけでは運動不足になりがち。変化が少ない毎日は、猫にとってもつまらないでしょう。
なでなでするだけではなく、毎日積極的に遊んであげてください。猫じゃらしなどを使ってアクティブに遊ぶことで、生き生きした表情が見られますよ。
可哀想な猫たちを
増やさないために
「猫は、1度に2~6匹の子どもを産みます。動物保護施設や保健所で処分されてしまう猫たちを増やさないためにも、避妊や去勢は必要です。手術をするなんて可哀想、と思う人も多いかもしれませんが、もっと可哀想な猫たちを生み出すより、ずっといいはずです」
と、セスさん。
避妊や去勢は、病気を防いだり、発情期特有の行動やストレスを軽減してくれるというメリットもあると言われています。ただ、何より一番大切なのは、猫を家族として最後まで可愛がってあげることですよね。