掃除できていない場所が丸わかり!「ダイソン」の画期的なアプローチ

部屋で掃除機がけするシーンを思い浮かべてみてほしい。

食べかすが散ったダイニングテーブル、カーペットやラグの上、窓際の観葉植物まわりだったり、洗面所まわりだったり……。汚れや埃がたまりやすい場所をちゃっちゃと掃除機がけ。が、果たして、本当にきれいに掃除できている?

それをAR(拡張現実)を使い、掃除した場所をリアルタイムで可視化することで、より効率的に掃除をしようというアイデアを、あの「ダイソン(Dyson)」が開発した。

掃除した場所を色づけして可視化!

©ダイソン株式会社

同社製品の「Dyson Gen5detectコードレスクリーナー」に装着することで使えるこのツールは、スマートフォンのLiDAR(ライダー)技術によって作成された部屋のマップと、掃除をした経路を重ね合わせて使用するもの。

掃除完了後にスマホで部屋をスキャンすると、掃除していない場所がAR上で色づけされ、確認することができるという仕組み。また、センサーによってゴミの粒子の量と大きさもカウントされ、掃除結果を数値で表してくれる。

掃除もタイパよく!

ダイソンの独自調査によると、私たちは1回あたり10分未満で終わるはずの掃除機がけに、2倍以上の約24分を要しているそう。1回のロス時間は少なくとも、毎回の掃除時間が短縮されることで、長期的に見れば使える時間は莫大なものになる。より上質なタイパを求める方は、ぜひ試してみては?

なお、このツールは今年6月以降、各国で順次発売予定となっている。

Top image: © ダイソン株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。