「一丁目一番地」ってなに?アニメで学ぶ「社会人用語」

「え、それってそういう意味だったの……? 」

誰もが経験するであろう、職場のコミュニケーションにおける“小さなズレ”。特に、世代間での言葉の解釈の違いは、ときに深刻な問題を引き起こす可能性も秘めている。

8割が知らない
Z世代を困惑させる「謎ワード」

「大塚製薬株式会社」の調査によれば、「一丁目一番地」や「全員野球」といった社会人用語を、後輩社員のじつに8割以上が知らないという結果が出たそう。さらに、先輩社員側も7割以上が、これらの用語が後輩に通じなかった経験があると回答。「言わなくてもわかるだろう」といった思い込みが、じつは大きな誤解を生み、コミュニケーション不足、ひいては業務の非効率化にも繋がっているかもしれない。

レトロな世界観でギャップを解消
「オロナミンC」のエモい挑戦

このような社会人用語のジェネレーションギャップを解消しようと、「オロナミンC」が斬新な取り組みをスタートさせた。それが、オリジナルアニメ動画『社会人用語は突然に』だ。

大塚製薬 公式チャンネル / YouTube

豪華声優陣の共演!
あの頃の懐かしい世界観にも注目

10月から公開されているこのアニメ、全15話を通して、先輩社員と後輩社員が「すれ違い社会人用語」を巡って繰り広げる、コミカルなショートストーリーが見どころ。

誰もが経験するであろう「あるある」な職場の風景が、どこか懐かしさを感じさせる昭和レトロな世界観で描かれている。声優には、実力派として知られる津田健次郎と綾坂晴名を起用。二人による、個性豊かな先輩・後輩の熱演も見どころの一つだ。

「ジェネレーションギャップ」は
もはや時代遅れ

すれ違い社会人用語」の多くは、バブル期前後によく使われていた表現だそう。IT化が進み、グローバル化が加速する現代において、これらの言葉は、もはや時代遅れと感じる人もいるかもしれない。しかし、重要なのは、言葉の表面的な意味ではなく、その背後にある文化や歴史、そして伝えたい想いではないだろうか。

特設サイトでは、アニメ動画だけでなく、「すれ違い社会人用語」の意味や使い方、陥りやすいすれ違いについて解説したPDF資料も無料でダウンロードできる。単なる言葉の解説にとどまらず、異なる世代間の相互理解を深め、より円滑なコミュニケーションを築くための、きっかけづくりに役立てていただければ。

👀 GenZ's Eye 👀

アニメで外国語を学ぶように、「社会人用語」を学ぶ。世代を超えたコミュニケーションのヒントが、ここには隠されているのかもしれません。それにしても……社会人用語、イミがわからなすぎる……。

Top image: © 大塚製薬株式会社
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。