値引き交渉のモヤモヤにさよなら!Z世代注目のフリマアプリ「digdig」に新機能追加

「コメント失礼します。購入希望なのですが、お値下げしていただける場合はいくらまで可能ですか?」「今のところ、値下げは考えておらず……」。

誰でも気軽に始められるフリマアプリは、今や私たちの生活に欠かせない存在になりつつあるが、このような「値段交渉の壁」に煩わしさを感じた経験はないだろうか?

Z世代を中心に人気を集めるファッションフリマアプリ「digdig」が、そんなユーザーの声に応えるべく、新たな機能をリリースした。

「メッセージ不要」が新常識

「株式会社FUNEE」が運営するファッションフリマアプリ「digdig」は、公式Instagramにて「フリマアプリにおける価格交渉のメッセージ」に関するアンケート調査を実施。その結果、じつに6割以上のユーザーが面倒であると感じていることが判明した。

従来のフリマアプリでは、価格交渉はメッセージ機能を通じて行うのが一般的であったが、希望価格を伝えるための適切な言葉遣いや、交渉が成立しなかった場合の気まずさなど、コミュニケーション面でのハードルが高いと感じるユーザーも少なくなかった。

そこで登場したのが、digdigの新機能「希望価格リクエスト」だ。購入希望者は、商品のページ上で希望価格を入力し、出品者にリクエストを送信。出品者は、提示された価格で販売してもいい場合のみ、24時間以内に購入希望者に通知を送る仕組みとなっている。従来のメッセージでのやり取りを省略することで、交渉がスムーズかつスピーディーに。価格交渉の煩わしさから解放され、より快適なフリマアプリ体験が可能になるとのこと。

©株式会社FUNEE / digdig(ディグディグ)

「面倒な出品」からも解放
スムーズな出品システム

digdigは「希望価格リクエスト」機能だけでなく、出品プロセスを簡略化している点も大きな魅力。ユーザーは、送付されてくる専用の出品キットに洋服を詰めて発送し、販売希望価格を入力するだけで、出品作業は完了。採寸撮影、さらに梱包といった手間のかかる作業は、すべてdigdig側が代行するという。

©株式会社FUNEE / digdig(ディグディグ)

「服の循環」を促進する
サステナブルな選択

近年、アパレル業界では大量生産・大量廃棄が問題視されており、サステナビリティへの意識が高まっている。環境負荷を軽減するために、本当に気に入ったアイテムを長く愛用すること、そして不要になったアイテムは誰かの手に渡り、新たな価値を生み出す「循環型ファッション」へのシフトが求められている。

digdigは、ユーザー体験の向上を通じて、フリマアプリというプラットフォームの可能性をさらに広げ、服の“循環”を通じて持続可能なお洒落の実現を目指す。今回追加された「希望価格リクエスト」機能は、ユーザーにとって便利なだけでなく、フリマアプリ市場全体の活性化、ひいてはサステナブルな社会の実現にも貢献する可能性を秘めていると言えるのではないだろうか。

👀GenZ’s eye👀

Z世代を中心に、LINEなどの会話ツールよりもInstagramのDMなど、よりライトなコミュニケーションを好む傾向があると感じる。メッセージでのやり取りを省略した「希望価格リクエスト」機能は、こうしたデジタル時代のコミュニケーションの変化にも対応した、新しい形の取引になりそう。

Top image: © 株式会社FUNEE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。