【アナタの理解度は?】この付箋に、「女性の本音」が詰まっている──
全ての働く女性へ。普段から「モヤモヤしているけど話しにくいこと」ありませんか?
その鬱憤、サンリオピューロランドで解決できるかも。
11月23日、女性のQOL向上を目指したスペシャルイベント「Let's talk! 2023 in Sanrio Puroland」が開催される。
これは、世界的スーパーモデルのナタリア・ヴォディアノヴァ氏と国連人口基金(UNFPA)が協力して展開しているムーブメントの一環で、女性に関する“タブーとされやすい課題”をオープンに語り合うための場だ。
対話を広げて具体的なアクションに繋げる、エンパワーメントなプラットフォームとなっているそう。
そして今回、当イベントに「タブーを自由にラボ」と呼ばれるポーラ社が主催するプロジェクトの出展が決定。
「タブーを自由にラボ」とは?
「タブーを自由にラボ」は、ポーラ社が今年5月から9月までの5ヶ月間に渡って展開していた、異業種合同参加型プロジェクト。
働く女性の健康課題を考えるべく、通常はタブーとされるテーマに焦点を当てて課題解決策を考案するという企画だ。
ラボはポーラが起点となり、女性のために活動する16の企業と共創して設立。メンバーが毎月集まって女性の体のメカニズムやフェムテック市場について学び、女性の社会問題へ解決策を提案してきた。
取り扱うテーマは、PMSや不妊治療、卵子凍結、さらには妊娠出産とキャリア、ヘルスリテラシーまで多岐に渡る。有識者の談義やディスカッションを通し、これらに関する課題解決に向けて活動していたという。
9月まではメンバー内での活動に留まっていたものの、今回の「Let's talk!」では初めて一般客に向けたイベントに出展、参加型のブースを設けることに。
より多くの人を巻き込んで「タブーを自由に」する絶好の機会となったわけだ。
ポーラが「女性のために」用意した企画は……
実は「Let's Talk」が日本で開催されるのはこれが2回目で、2021年に同じくサンリオピューロランドで初開催を迎えた。
2年ぶりとなる今年のテーマは「女性のがん」。
言わずと知れた病だが、検査について誰かに相談したり、実際に罹患した時にも「言いづらさ」があるなど、ある種のタブーと感じる人は少なくないはず。
また、最近の研究では若年層の発症例増加が示唆されている等、若い女性にとっても関係の深いテーマと言える。
さて、がんに取り組む本イベントだが、ポーラ率いる「タブーを自由にラボ」のブースではどんな企画が行われるのだろうか。
3つのセクション別に、事前情報を見ていこう。
①【来場者参加型コンテンツ】モヤモヤの展示
ラボの活動内で出たモヤモヤに加え、SNSで収集した「心・身体に関する悩みや不安」を綴った女性たちの声も展示する。イベント当日は参加者が書き込むことも可能だそう。
この付箋が、まさに“女性の本音”を代弁しているのだ。
②「タブーを自由にラボ」活動資料の展示
このコーナーでは、「タブーを自由にラボ」のチームが提案する解決策のプレゼンテーション資料を公開展示。
アプローチする課題は、以下の5つだ。
- 月経のフィジカル・メンタル面の課題
- 社内における福利厚生の課題
- 妊娠・出産・不妊治療、卵子凍結などの課題
- キャリア・ライフステージの課題
- ヘルスリテラシー向上に関する教育の課題
③トークセッション
さらに、イベントのテーマである「女性のがん」について、全部で4回にわたるトークセッションも開催。
身体の不調や不安、モヤモヤを感じている多くの方々のために、身体を理解することや検診の重要性、病気や身体についての正確な理解を促し、考えるきっかけを与えることを目標としている。
ポーラからは、ラボのメンバーと、代表取締役社長の及川氏が登壇する予定だ。各回のテーマは以下の通り。
- 身体の不安や不調/モヤモヤについて
- 自分の身体を知ることについて
- 女性の病気/女性のがんについて
- 身体/病気/社会の仕組みに関する正しい理解について
※トークセッションの参加には事前申し込みが必要。こちらのリンクからチェックを。
これまで、メンバーが抱える「モヤモヤ」を話し合って解決策を考案してきたポーラとラボ。同じように、参加者自身も心や身体の悩みに耳を傾け、健康課題、そしてそれを取り巻く社会問題と向き合う機会になることを期待したい。
【日時】11月23日(木)11:00~17:30
【場所】サンリオピューロランド 1F エンターテイメントホール(東京都多摩市落合1-31)
【参加条件】
トークセッションは事前申し込みが必要。その他ブース展示などはピューロパスポートでご来場いただいた方はどなたでもご利用可能。