「ナポリドーナツ」爆誕……生ドーナツを超える一大事!
福岡発の大人気ベーカリー「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」。その新ブランド「dacō?(ダコー)」から、早くも都内2店舗目となる「dacō? 神楽坂」が2024年12月14日(土)にオープンする。この街でしか味わえない限定商品、「ナポリドーナツ」が早くも話題だ。
「パリッ」「しっとり」新食感
ピザ窯で焼き上げるドーナツ
「ナポリドーナツ」最大の特徴は、その名の通り「ピザ窯」で焼き上げていること。生ドーナツ専門店「I'm donut?(アイムドーナツ?)」で人気の、ふんわりと口どけのよいブリオッシュ生地を、高温のピザ窯で短時間焼成することで、外はパリッと香ばしく、中はしっとりと仕上がる。これまでになかった、新感覚のドーナツだ。
さらに、聞き馴染みのある「ナポリ」というネーミングには、多くの人に親しみを持って、新たな食文化として受け入れてもらいたいという想いが込められているという。
生ドーナツブームの立役者が仕掛ける、新境地
「ナポリドーナツ」の誕生秘話を紐解くには、オーナーシェフ平子良太氏の存在が欠かせない。生ドーナツブームの火付け役として知られる同氏によると、生ドーナツで使用するブリオッシュ生地には、まだ世に出ていない魅力や可能性が秘められていると感じていたという。
美食ひしめく神楽坂への出店にあたり、シェフとしての原点である「イタリアン」に立ち返り、“ピザ窯”で焼き上げるチャレンジに至ったそうだ。1年以上の試行錯誤を経て、これまでのドーナツの枠を超えた驚きの新食感に辿り着いたというのだから期待しないわけにはいかない。
進化系ドーナツ戦線に風穴を開ける
近年のベーカリー業界では、マリトッツォ、カヌレに続き、生ドーナツがブームを巻き起こしている。各店がしのぎを削るなか、「ナポリドーナツ」は、ピザ窯で焼くという意外性で、他の追随を許さない唯一無二の存在感を放っている。
「ナポリ」という、多くの人に親しまれている言葉を選んだのも戦略のうちか。「このドーナツがイレギュラーではなく、1つの食文化として受け入れられてもらえるように」という、平子氏の想いを口にするまで、もうあと1週間とちょっと。
「dacō? 神楽坂」のオープンは、日本のベーカリー界に、再び新たな風を吹き込むことになるだろう。
『dacō?神楽坂』
【住所】東京都新宿区神楽坂6-67-1希神楽坂ビル1階
【営業時間】10:00〜19:00
【定休日】不定休(Instagramにてお知らせ)
【Instagram】https://www.instagram.com/daco.pan/