国をあげて
ドーナツを食べまくるポーランド

ヨーロッパで、いま人気が高い旅先というポーランド。今年で日本と国交樹立100周年を迎えているのですが、馴染みがないのも事実じゃないでしょうか。

そんなポーランドの魅力を知るのに、毎年クラクフで行われているイベントをお伝えします。それが、ドーナツの早食い競争。例年2月頃のキリスト教の祝祭日「脂の木曜日」に行われる伝統行事です。

用意されるのは、「ポンチキ」と呼ばれるトラディショナルスタイルのドーナツ。見た目は、真ん中の穴がない丸くてどっしりとした佇まい。中には、ローズヒップのジャム入り。2019年の優勝者は5分間で8個をたいらげました。口の中の水分、かなりもっていかれたでしょうね……。

もともとは「断食期」に入る直前に美味しいものを食べ貯めする習わしだったそうですが、いまでは国をあげて、ふんわりまん丸のドーナツ、ポンチキを食べまくるそうです。

年越しソバや恵方巻きなどの習慣がある我々としては親近感が湧いてきそう。それも甘いドーナツってあたりが、ポーランドの人々を可愛らしく思えてきません?

Reference: TVN24
Top image: © Joanna Dorota/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。