「舐められる世界遺産」
があるポーランド

日本人にあまり馴染みがない国、ポーランド。でも、まだ皆さんに紹介していないユニークなスポットがあります。それが、クラクフの郊外にあるヴィエリチカ岩塩坑。

ここは、長い間、同国の重要な収入源の一部となっていた岩塩を採掘していた世界最古の岩塩坑。そして世界遺産ということもあり世界中から多くの人々が訪れています。

で、何がそんなにユニークなのかというと。地下に広がる壮大な空間には、採掘現場を再現した展示などの他、なぜか塩の彫像を様々な場所で見ることができるんです。

岩塩坑に多数の塩の彫像がある理由……それは、坑夫たちが仕事の合間に採掘道具を使い、自分たちで岩塩を彫ったからといわれています。歴史や神話に登場する人物やシーンをモチーフに造られたものが多く、日本人にも馴染みがある、マリア像や『最後の晩餐』の絵画をモチーフにしたものも。

また、岩塩坑内には湧き水が流れていたり塩でできた壁があります。これ、舐めることもできるんです!世界遺産を舐めるなんて、なんだか信じがたいけれど試してみたい。ちょっと妖しい気持ちにさせる観光スポットが存在するのもポーランドです。

Top image: © Beautiful landscape / Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。