「C」が消された「C.C.レモン」。ラベルがいつもと違う訳
コンビニのドリンクコーナーで、ふと目に止まる黄色いパッケージ。いつもの「C.C.レモン」……と思いきや、何かが違う。
そう、そこには「C.C.」の文字がない。代わりに刻まれているのは、「がんを治せる病気にする」という力強いメッセージだ。
「C.C.レモン」から「C」が消えた理由
「C.C.レモン」の販売元である「サントリー食品インターナショナル株式会社」は、2019年から「deleteC」というプロジェクトに参画している。
「deleteC」は、企業や団体が商品やサービスのロゴマークから「がん(Cancer)」の頭文字である「C」を消し、その売り上げの一部をがん治療研究に寄付する、シンプルながらも力強い仕組みのプロジェクトだ。
サントリーは毎年、老若男女に愛される「C.C.レモン」でこのプロジェクトを応援。がん治療研究を応援したい人、そして「がんを治せる病気にしたい」と願うすべての人を、商品を通じて繋げていくことが狙いだという。
特別ラベルは1月14日(火)より数量限定で販売開始される。日々の生活の中で、自分たちができることを選択するーーーCの消えたラベルは、そんな時代の流れを象徴しているのかもしれない。
Top image: © サントリー食品インターナショナル株式会社