今度は「ピクルス」味。米国版カップヌードルの奇抜な限定フレーバーが再来

おなじみのカップヌードルが、アメリカでまたしても意外な新商品を打ち出した。

その名は『カップヌードル ディルピクルス味』。

ピリッとした酸味のピクルスとラーメンという想像の斜め上を行く組み合わせは、再びSNSを騒がせるかもしれない。

SNSトレンドから生まれた「ピクルス味」ヌードル

この新商品の開発背景には、アメリカでのピクルスブームがある。TikTokでは関連投稿が3億件を超えるなど、大きなトレンドとなっているようだ。

その熱狂を真正面から受け止めたのが、このディルピクルス味。

特徴的な酸味と、カップヌードルならではのうま味のあるスープの融合。お湯を注いで5分で完成し、さらに本物のピクルスを加えて楽しむ食べ方も推奨されているらしい。

若者を狙う、日清の型破りな挑戦

日清がこうした奇抜なフレーバーを手掛けるのは今回が初めてではない。

日清食品USAはこれまでにも、キャンプファイヤースモア味や、エブリシングベーグルwithクリームチーズ味といった、常識を覆すような限定商品を次々と発売してきた。

同社のマーケティング担当SVP、Priscila Stanton氏は「ピクルスがトレンドを席巻しているので、このカルト的な人気フレーバーをカップヌードルに意外な形で持ち込む時が来たと感じた」と語る。

これは、大胆で型破りな味を求めるミレニアル世代やZ世代の心をつかむための、計算された戦略のうち。国内でも国外でも、日清の型破りな挑戦は続いているようだ。

おそらく米国限定

この『カップヌードル ディルピクルス味』は、2025年6月21日から、ウォルマートなど米国内の小売店で期間限定で販売される。

残念ながら現時点で日本での発売に関する情報はないが、SNSトレンドによって国境を越えた発売が行われることは期待できるかもしれない。

Top image: © Nissin Foods
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。