亡き人へ想いを届ける手紙寺郵便が本格始動、都心初の拠点も日本橋浜町にオープン

宗教法人證大寺は、亡くなった大切な人へ手紙を届けるサービス『手紙寺郵便 あの人へ』を2025年11月22日より本格始動すると発表した。

これに合わせて、東京都中央区日本橋浜町に初の都心型店舗となる「手紙処 浜町」を開設し、オンラインでの予約受付も開始するとのこと。

亡き人への手紙をお焚き上げする心のケア

「手紙寺」は、もう会うことが叶わない故人に手紙を書くことで、遺された人々の心を穏やかにし、自分らしさを取り戻すことを目的として2016年に発足した活動だという。

2017年には千葉県船橋市にラウンジ「手紙処」を設け、これまでに延べ約1万通の手紙をお焚き上げしてきた実績がある。

© 宗教法人證大寺

今回本格始動する『手紙寺郵便 あの人へ』では、専用のレターセットを購入し、手紙をしたためて投函することで、僧侶によるお焚き上げが行われる仕組みとなっている。

利用者は「手紙処」の静かな空間で想いを綴ることができるほか、お焚き上げの儀式には現地またはオンラインで参加することも可能だという。

儀式終了後には、住職の言葉が添えられた証明書が発行されるそうだ。

都心でのアクセス向上とオンライン展開

新設される「手紙処 浜町」は、都営新宿線「浜町駅」から徒歩1分という好立地に位置し、緑豊かな環境の中で日常から離れて心を整える場を提供する。

また、遠方の利用者に向けて「手紙処 オンライン」も展開され、全国どこからでもレターセットの購入やサービスの利用が可能になるという。

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手紙寺郵便レターセットの詳細

サービスの利用には税込3,000円の「手紙寺郵便レターセット」が必要となる。

セットにはレターセット一式に加え、お焚き上げ証明書の返送はがきや「手紙処」の招待チケットが含まれており、購入者は各拠点でのラウンジ利用(ドリンク・菓子付き)が1回無料になる特典もあるとのこと。

なお、高校生以下の利用者は「手紙処 浜町」にてレターセットを無料で利用できる配慮もなされている。

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