見た目はイヤホン、実は集音器。耳をふさがない「ミライスピーカー・イヤー」
ミライスピーカーといえば、テレビの音量問題を解決する卓上スピーカーとして累計40万台を売り上げてきたブランドです。 その同社が初めて「耳に着けるデバイス」に踏み出しました。2026年8月20日に一般発売される「ミライスピーカー・イヤー」は、見た目はほぼワイヤレスイヤホン。でもその正体は、集音器です。
1,300万人の「聞こえづらい」に、選択肢がなかった

日本補聴器工業会の「Japan Trak 2025」調査によると、国内で聞こえに課題を抱える人は約1,300万人にのぼります。
それだけの人がいるのに、耳に着けるサポートツールの普及率はなかなか上がりません。
同社が40代以上の男女409名を対象に行った調査では、抵抗感の理由が3つに集約されたそうです。耳の中に入れる圧迫感、年齢を感じさせる見た目、そして「高そう」という価格のイメージ。
つまり、聞こえの問題は技術だけでは解決しない。「着けている自分をどう感じるか」という心理の壁が、ずっと立ちはだかっていたわけです。
片耳5.6g、イヤカフ型という「答え」


ミライスピーカー・イヤーが選んだ形状は、耳をふさがないイヤカフ型のオープンイヤー設計。片耳わずか5.6gで、眼鏡との干渉もありません。
上位モデルでは、専用アプリで約5分の「聞こえチェック」を受けるだけで、周波数帯域ごとに自分専用の聞こえ方へ自動調整してくれます。 この「使う人の耳に合わせて出力をパーソナライズする集音器」は、ステラアソシエ社の調査(2026年3月時点)によれば世界初とのこと。
さらに面白いのが、充電ケースがそのままマイクになる「リモートマイク機能」。ケースを話し相手のそばに置けば、最大約10m離れていても声がイヤホンに届きます。
補聴器ではなく集音器という位置づけなので、医師の処方も不要。上位モデルが税込39,600円、スマホ不要の廉価モデル「イヤー ライト」が税込29,700円と、補聴器の相場を知っている人ほど驚く価格帯ではないでしょうか。
「聞こえ」の道具が、ファッションになる日

クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」での先行予約では、支援総額が約4億8,300万円、支援者数は約1万5,000人に達しました(同社発表、2026年8月10日時点)。
この数字が示しているのは、「聞こえのサポートがほしい。でも、いかにもな見た目のものは着けたくない」という声が、想像以上に大きかったということでしょう。
ワイヤレスイヤホンが街中で当たり前になった今、耳に何かを着けていること自体はもう誰も気にしません。 集音器が「恥ずかしいもの」から「選ぶもの」に変わったとき、聞こえの問題はもっと気軽に語れるようになるのかもしれません。
ミライスピーカー・イヤー(MIRAI SPEAKER Ear)
【一般発売日】2026年8月20日(木)
【価格】ミライスピーカー・イヤー 税込39,600円 / ミライスピーカー・イヤー ライト 税込29,700円
【カラー】白・黒
【取扱店舗】全国の家電量販店・GMS・メガネ店、主要通信販売各社、ミライスピーカー公式オンラインストア
【先行予約(GREEN FUNDING)】GREEN FUNDINGプロジェクトページ(2026年8月16日 23:59まで)






