もう「うるさい」とは言わせない。骨伝導で聞くヘッドホン
音楽を聞こうとしたら、ポケットの中でイヤホンが絡まっている…。接続部分が壊れて買い換えなければならないこともあるし、カナル型だったらイヤーピースをなくしてしまうこともある。
でも、この「Batband」なら、耳を塞ぐことなくストレスフリーに音を楽しめる。
1年以上前から「Kickstarter」などでクラウドファンディングされていたので、知っている人も多いかもしれないが、もう1度、その特徴を見てみたい。
音は骨伝導で伝える
「Batband」は、骨伝導を採用したイヤーフリー・ヘッドホン。簡単に説明するならば、骨の振動から音を聞き取ることができる、というもの。
ポイントとしては、周りの音も拾えるけど、音漏れなく自分好みの音量で音楽を聞けるようになること。作業中のバックグラウンドをかけるときなどにイイかもしれない。
使い方は簡単で、ただ頭につけるだけ。リリースによると、人間工学を応用してどの頭にもフィットするようにデザインされているとのこと。
バッグの中からサッと取り出して使えるし、イヤホンをつけすぎて耳が痛くなることもなくなるだろう。
ここまでミニマルなスタイルを追求しているので、当然操作もシンプル。
・1本指でスワイプすれば音量調節ができる
・2本指では音楽を飛ばしたり、戻したりできる
・ボタンをクリックすれば電話に出ることもできる
現在、専用アプリを開発中で、そこからも操作可能になるようだ。
ちなみに、ボリューム最大時でも約4時間まで連続再生ができるとのこと。
値段は199ユーロ(約24,000円)で、彼らのWEBサイトよりプレオーダーできる。発売予定は、2017年7月頃。
これがあれば、耳に不自由を抱えている人に音を届けることができるかもしれないし、もしくは、VRとタッグを組むことが実現すれば、より臨場感のある体験ができそうだ。