クールに音楽を持ち歩く、「骨伝導スピーカー内蔵」サングラス

これまで世に登場した骨伝導スピーカー。どれもガジェット感が主張されすぎていて、オシャレとは程遠いものばかり。いくらモノが良くてもファッションとして不適格では、ストリートシーンに降りてくることもありません。

でも、これだったらハナマルをあげてもいいんじゃない!?

ハイテクを感じさせない
こういう骨伝導を待っていた!

いま、記事を執筆している間にもガンガンKickstarterに出資が集まり続けるこのサングラス(正式には骨伝導スピーカー)。LAのスタートアップ企業が開発した「Zungle Panther」です。

スマホとペアリングすることで、音楽を聴いたり通話も可能な骨伝導スピーカー(ええぃ、紛らわしいので以後サングラスで!)なのであります。

きっと、初めて目にしたときからこう感じているはず。そう、どこにもないんですよ。あのハイテクさやガジェット感が。どっからどう見てもフツーのサングラス、そこがZungle Pantherの真骨頂。

骨から音を伝達するから
耳は塞がれないまま

音楽を振動に変え、骨を通じて音を伝達するのが「骨伝導」。それを利用したスピーカー内蔵タイプであることには変わりません。ちょっとだけ違うとしたら、振動を発する場所。秘密はテンプルエンドのモダン部両側にあります。

同じワイヤレスでも、直接耳の中に差し込むイヤホンと違い、こちらは音楽で耳を塞ぐことがありません。つまりは音楽を聴いているときだって、周辺の環境音を聞くことができるため、アウトドアでの使用時も当然ながらこっちのほうが安心。

内蔵のマイクで通話も可能

さらには、ノイズキャンセリングマイクも搭載されたコイツ。電話がかかってきても、いちいちスマホを取り出す必要なく受話器の向こうの相手と話ができるんだそう。周囲からはちょっぴり怪しく思われるかもしれませんが、サイクリング時もランニング中も断然ラクラク。

隠されたUSBポートもクール!

いくらメガネとはいえ、そこは電子機器。もちろん充電が必要な訳ですが、デザイン性を損なわない工夫がバッチリ。USBポートはテンプルを左右にたたんだときのみ現れる場所(ヒンジ部)にデザインされているのです。こういうところへの気遣いが、クールさありきのZungle Panther。

豊富なカラバリもいいね!

驚くのは、これだけの機能を満たしていながらわずか45.58グラムという軽量性。5種類のカラーフレームに着せ替え可能なレンズとカラバリも豊富。スタイルに合わせたチョイスができるって、いいでしょ?

ちなみに、発売予定価格は150ドル(約15,000円)ですが、今なら先行予約で89ドル(約9,300円)。ただし、最短でも手元に届くのは2016年11月ごろの予定だそう。日本で発売したら、これ絶対流行ると思うんだけどな。

Licensed material used with permission by zungle
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。