【第3位には日本の島も!】安藤美冬がオススメする、素敵な「世界の島BEST5」
学生時代からこれまで53カ国をまわり、独立した現在も仕事をしながら国内外を飛び回っている筆者。忘却の彼方にあった旅の記憶をひっぱり出して、様々なテーマで「世界の●●ランキング TOP5」をお送りします!
今回は、ココにいけば間違いない! 安藤美冬が選ぶ「世界の島(国) BEST5」です。
第5位
“バックパッカーが集まる秘境”
パンガン島(タイ)
まずは、タイにある島から。タイの島といえば、「サムイ島」「タオ島」あるいはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』の舞台になった「ピピ島」あたりが有名ですが、私が1999年に訪れた「パンガン島」も印象深い場所でした。
満月の夜に開催されるレイヴイベント「フルムーン・パーティー」で知られ、世界中からバックパッカーが集まる秘境なのです。
ビーチ沿いのハンモックに揺られながら、日がなぼーーっと過ごす贅沢はいかが。
第4位
“島中に笑顔が溢れる”
トンガ王国
第4位は、島国であるトンガ。Wikipediaによると、「南太平洋に浮かぶ約170の島群からなる国家」であり、訪れたのは2000年。当時総務省(現在は内閣府)が主催する国際交流事業「世界青年の船」の寄港地として1日だけの滞在でしたが、トンガの人たちは、はにかみ屋でとても笑顔がチャーミング。素晴らしい場所でした。
旅人への歓待として、「カパ」(祝いの飲み物。白濁していて、味は朝鮮人参をすりつぶしたものを10倍苦くしたような強烈な味……)をおっかなびっくり一気飲みしたのも良い思い出です(笑)
第3位
“通称「神の島」”
久高島(沖縄)
国内からランクインしたのは、「神の島」と称される久高島。沖縄本島から船でわずか25分、数時間もあればすみずみまで見て回れるために日帰りが十分可能です。沖縄本島を訪れるたびに立ち寄っている、私にとってはエネルギーをチャージする場所のひとつです。
琉球の始祖神であるアマミキヨが上陸したとされる島で、北東端にある岬は絶対に訪れたいスポット。おすすめはレンタサイクルでの島内一周。辺り一面サトウキビ畑のあぜ道を走り抜けるのは、気分最高です!
第2位
“猫好きにはたまらない”
ミコノス島 (ギリシャ)
2014年9月、地球一周の船旅「ピースボート」の水先案内人(船上で講演する人)として6日間乗船したのち、最後の寄港地として訪れたのがこちらのミコノス島。紺碧の空と海、そして真っ白な建物と風車はあまりにも有名ですが、まるでポストカードの世界に迷い込んだような、隅から隅まで美しい島でした。地中海を一望しながら仲間たちと食べるムール貝の味といったら!
お土産として、ミコノス島名産のスカーフをぜひ。ボーダー柄や色とりどりの無地などバリエーション豊かなスカーフを、真っ白なシャツやワンピースにくるっとひと巻するだけで、大人のマリンルックが完成です。街角に猫がいっぱいいるので、「にゃんこ派」にはたまらないですよ。
第1位
“日本人移住者多数”
カオハガン島(フィリピン)
フィリピンには7000以上もの島が存在し、その数は世界一だとはご存知ですか? 2014年の年末から英語留学のために過ごしたセブ島では、授業のない週末は様々な島に出かけました。
中でも印象的だったのは、カオハガン島!なんとこの島のオーナーは70歳を過ぎた日本人男性で、20年以上もこちらに住みながら島民たちと暮らしていらっしゃいます。わずか20数年前までは物々交換が主として暮らしていたものの、時代の流れと「教育費」「医療費」などで貨幣が必要に迫られたのを受け、彼は島民を率いて観光業に力を入れてきました。
タペストリーやTシャツなど、島民が手作りするキュートな「カオハガンキルト」や、ビーチが一望できる宿泊施設、日本人の女性アーティストがつくったおしゃれなカフェ、採れたての魚や貝をふんだんに使った食事など、旅行者が満足できる魅力にあふれています。 わずか600人しか住んでいない小さな島ながら、カオハガン島に魅了されて住みつく日本人がいるのもうなづけます。英語留学の際はぜひ訪れてみてください。