デキる人が、家選びで絶対譲らない6つのコト
ひと昔前、“デキる人”と言えば、ただただ仕事がデキる人を指していた。でも、今はちょっと違う。ワークライフバランスといった言葉に代表されるように、仕事だけでなく、暮らし全体を見据えて、何が自分にとって、あるいは家族にとって大切かを理解している人こそが、現代における“デキる人”だ。ここで紹介するのは、そんな“デキる人”が家やマンションを選ぶ際、大切にしていること。
今まさに住まいを探している人、将来的に住まいを探す予定がある人、さらにはライフスタイルという言葉に少しでも興味がある人へ。
01.
外見じゃなくて「中身」
住まいの外見は大切だ。「帰り道、自宅を見てホッとする」という人も少なくない。でも、外見ばかりを気にするのは違う。やはり重視すべきは中身だ。
住宅やマンションの中身は、外見よりも直接的に暮らしに関わってくる。例えば窓から見える景色や室内をすっきり見せる豊富な収納などは、ポイントになるはずだ。
だからこそ、デキる人は外見だけを見ずに「中身が自分に合っているか?」を重視する。
02.
単純な価格よりも
「費用対効果」
たいていの人は、住まいを単純に価格で判断する。でも、デキる人は、より総合的に「費用対効果」を考える。
それは立地や部屋の広さだけではない。子どもがいる人なら、地域の学校の教育方針を調べるだろうし、スポーツを楽しむ人なら、近隣の施設やアクセスなども調べるはず。自分の暮らしに関係する種々の要素を加味した上で、高いか安いかを判断する。
住まいを選ぶということは、その地域全体を選ぶということにほかならないからだ。
大小様々なタイプが立ち並ぶ勝どきで月1回のペースで行われている「太陽のマルシェ」は、全国の農家から出店がある、日本最大級の都市型マルシェ。こういった地域の生活に彩りを添えるイベントの有無も、住まい選びの参考にしたいところ!ちなみに次回の開催は、2015年4月11日(土)12日(日)だ。
03.
今だけではなく、
20年先、30年先を考える
家族で住まいを選ぶ際、多くの人は「子どものため」を考えて、地域や間取りを見る。それは一見、将来のことを考えているようだけれど、実際には“近い将来”でしかないこともある。
例えば、子どもが家で過ごすのは約20年。でも、住まいで暮らすのは、それ以上かもしれない。だからこそ、もっと先の自分たちの将来も考えなくてはいけない。
経年変化ではなく、「経年優化」していくイメージ。家族構成やライフスタイルがどんなに変化しても、愛着が持てるような住まいを選ぶためには、子どもたちはもちろんのこと、自分たちも暮らしを楽しめるという視点で住まいを選びたいところだ。
04.
一般論に流されず、
自分たちにとって大切なことを
第一に考える
住まい選びは、それが賃貸であれ、分譲であれ、大きな買い物になる。多くの人にとって、一生のうちに何度もあることじゃないだけに、一般論に流されてしまいがちだ。「このエリアは、自分たちの世代に人気があるから」とか「家族構成を考えると、これぐらいの間取りは絶対必要」などなど。
でも、デキる人は、そんな一般論よりも、自分たちにとって何が一番大切かを考えて住まいを選ぶ。「ライフスタイルを考えると、郊外よりも都心に暮らすほうがいい」あるいは「利便性よりも、地域の文化を重視したいから、少しぐらい仕事場から遠くてもいい」と、基準を自分や家族の暮らしに置く。
05.
会社との距離よりも、
隣人との距離を!
最近は都心回帰と言われて、仕事場に近いエリアを選択する人が増えてきている。通勤時間が短いのはメリットに違いないが、それだけを判断基準にするのは考えものだ。
豊かな暮らしを考えた時、大切なのは会社との距離よりも、隣人との距離だったりもする。いくら便利な場所でも、隣人の名前も顔も知らないような住まいが、暮らしやすいだろうか? とくに子育てを考えた時、その答えは明確になってくるはず。
今、あらゆる地域で「コミュニティ」が叫ばれているのは、生活の軸足となる場所に、ちゃんと人と人のつながりがあったほうが、暮らしやすいからだ。 その本質を知った上で、あらためて「会社との距離よりも、隣人との距離を!」
プライバシー重視のマンション生活――そんなイメージは徐々に崩れつつある。例えば、三井不動産レジデンシャルが住民と開催した「空シェア活動」は、タワーマンションのパーティールームやスカイラウンジで、マンション住民が外部の人々を招いて、ワークショップやイベントを行うというもの。今後も各地のマンションで開催していく予定だ。マンションに住む人同士や周辺地域の人々がつながっていく。そんな新しい試みが活発化している好例だ。「空シェア活動」の詳細はこちら
ここに挙げた以外にも、ポイントはたくさんあるだろうし、人によっても異なってくる部分もあるかもしれない。でも、いずれにせよ住まい選びを考えることは、暮らしについて考えることにつながる。コレ、とても大切なことだ。
「すまいとくらしの未来を考える」
三井不動産レジデンシャルでは、
そんな活動を日々行っています。