毒素を出すために食べる!カラダを整える万能食「ローフード」6つの魅力

本来食べ物が持っている、ビタミンやミネラル、酵素を効率的にカラダに取り入れる食習慣が「ローフード」です。だけど、厳格なルールにこだわらず、個々人のライフスタイルに合わせてローフード食を取り入れるだけでも、十分効果アリ。
ローフードは、カラダに良いだけじゃなく突き詰めていくと、じつは地球にも優しいんじゃないかな。

01.
排泄・消化・吸収
体内時間に合わせた
理にかなった食事法

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ローフードの原点は、1830年代アメリカ人が考えた「ナチュラルハイジーン(酵素栄養学)」が元になっています。かいつまんで言えば、“自然と調和して健康に生きる”ための食習慣といったところ。1日24時間を3つの時間に区切り、カラダのはたらきに合わせて食べるものを選ぶと。

例えば、朝起きて午前中は「排泄」の時間。この時間はカラダから毒素が抜けていくための時間。しっかり食べるよりも野菜ジュースやフルーツの方が、カラダのためには正解です。

次にやってくるのが「消化」の時間。カラダが活発に動く日中は、好きなものを食べても大丈夫。ただし、なるべく酵素の多い発酵食品や野菜を中心にした食事がおすすめ。

夕方から朝起きるまでは「吸収」の時間。今日一日食べてきたものがこの時間にゆっくりカラダに吸収され、同化していくんです。寝る前にずっしりヘビーな食事をしてしまうと、吸収にしようとするカラダに消化が追いつかないんです。どんどんそれが溜まっていくと…やがて余分な身となり、脂肪となる。だから、寝る前に食べるのは良くないって言われるんです。

02.
飲み過ぎた翌朝は…
フルーツで毒素を出しきる

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ナチュラルハイジーンの考えがローフードの基本。でも、それをどう自分の生活の中に取り入れるか。なにもベジタリアンになれば良いというわけでもありません。ご飯とみそ汁で過ごしたって構わないんです。

たとえば、朝に余裕がない人はフルーツやスムージーだけの朝食にして、ランチをしっかり食べるとか。でも、毎日同じでは飽きてしまいますよね。食べたいものは食べたいし、つき合いだってある。だから、無理なくできる範囲でいいんです。
前の晩にお酒を飲み過ぎたと思ったら、翌朝は白湯を飲むことから始めるとか、朝食をフルーツに変えて毒素を出しきるとか。自分が負担に感じないよう、ナチュラルハイジーンの24時間サイクルを、自分なりのスタイルに合わせてみては。

03.
消化が楽チンだから
老廃物を溜め込まない

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加工食品ばかりを食べていると、消化に時間はかかるしカラダへの負担も大きくなります。どれだけムダなものをカラダに溜め込んでいるかは、まさにそこなんです。ローフードをはじめとした、加工されていない食品やフレッシュな食材ならば、無理なくカラダが消化を促してくれる。だから負担がかかないんです。

04.
“生きた水分”が
細胞にそのまま届く

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美容や健康に気を使う人たちでも、フレッシュな水分が不足しています。それを補ってくれるのがフルーツや野菜。ミネラルウォーターをいくら飲んだって、フルーツや野菜に含まれている水分にはかないません。
雨が降って大地の養分を木々が吸い上げ、それがフルーツや野菜の中に蓄えられる。この水分は、いわゆる電解水の成分と非常によく似ているんです。カラダに必要なミネラルバランスがすでに備わっているから。
こうした“生きた水分”が体内に入ると、細胞や脂肪に生きたまま届いて、毒素を流してくれるんです。スムージーやコールドプレスジュースを飲んだ後に、カラダが楽に感じることはありませんか?

05.
甘いものだって
我慢する必要なし!

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プロポーションの維持やお肌のコンディションを気にして、食べたいものを我慢するのはカラダだけでなく心にも辛いこと。でも、ローフードの理念をそのままスイーツに活かして作れば、見た目がきれいで可愛くて、しかもヘルシーなスイーツに。幸せな気持ちになれるし、カラダにとってもいいコトづくしです。

ロースイーツの基本は、乳製品も、砂糖も小麦粉も、一切使わないで作ること。もちろん48℃以下で調理します。バターの変わりはペースト状のナッツ。砂糖は天然アガベシロップなどで代用します。力強い素材そのものの味が、ダイレクトに感じられるのがロースイーツの魅力。ちょっと口にするだけでも重厚感があって、不思議と多くは食べられないんです。ダイエット中の女性にはとくにおすすめ。

06.
加工食品に頼らなくなれば
地球に優しい!?

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一番良いのは自分の身近にある、旬の食材を食べることです。自分の生まれ育った土地の食材がカラダには一番合っている。
それから、添加物を摂らず、加工食品からなるべくカラダを遠ざけた生活を心がけていくこと。
こうやって少しずつカラダに優しい食習慣を意識していくと、輸入食材に頼ったり、大量生産大量消費された野菜や果物が不要になってくるんです。大げさに言えば、ローフードって、環境保護にもつながっているんですよ。

もっと詳しくローフードについて知りたくなった方は「sweetsremedy labo」まで。ロースイーツのレシピもたくさん用意していますよ。

Licensed material used with permission by sweetsremedy labo

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。