チョコレートを食べる理由はこれ。

「テオブロマ・カカオ」これは、チョコレートやココアの原料となるカカオの学名。その意味は、“神様の食べ物”。

「もう我慢する必要なし」とばかりに、あらゆる研究成果を並べてライターJustin Gammill氏が、チョコレートやココアの甘い誘惑を支持しています。読めば納得、甘党でなくても注目したくなる体に嬉しいメリットがたくさんあるではないか!

01.
神経血管に働きかけ
脳が元気に?

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アメリカ国立老化研究所と国立心肺血液研究所(NHLBI)が、ハーバード大学医学部で共同研究を実施。神経学のオンラインジャーナルに研究結果が掲載されたのが、2015年8月7日。その内容はじつに興味深いものでした。

「神経血管の関係性と大脳白質の整合性および、高齢者におけるココアの反応調査」と銘打たれたこの研究。平均年齢73歳の認知症を患っていない、60名の参加者を選出し、被験者らに30日間、毎日温かいココアを2杯ずつ摂取してもらいました。カカオマスを脱脂してパウダー状にしたのがココア。この間、チョコレートは一切口にしていません。

60人の被験者のうち18人は、何らかの脳の損傷により脳血流のテストを受診した経験がある人々。ココアを摂取した後、その18人は、ワーキングメモリと脳血流のテストにおいて、明らかに改善傾向を示しました。

このことから、神経血管の関係性と認知機能の間には強い相関関係があり、いずれの疾患をもつ人にも、「ココアを摂取することで改善に向かう」可能性があることを結論付けたのです。

02.
じつは、スーパーフード並に
栄養素が豊富

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KISSチョコでおなじみ「HERSHEY'S」が設立運営する、健康と栄養のための研究施設ハーシーセンター。ここで行われた研究で、特定の種類のココアとチョコレートに、ブルーベリーやアサイーのような果実よりも、高い抗酸化物質を含んでいる証拠を示しました。

フリーラジカル活性によって引き起こされる、細胞損傷に対抗するには、抗酸化剤は大変重要と考えられています。それは、抗酸化剤を摂取することで、関節リウマチや糖尿病の発生を予防することができると考えられているから。

この効果がチョコレートにもあることが判明したのです。

03.
サラサラ血に?

ボストンの医療機関で25歳〜93歳まで、のべ4,970人の参加者に対して行われた大規模調査。ここで判明したのは「チョコレートの摂取は、冠状動脈性心疾患(CHD)と関連している」こと。

普段からチョコレートを食べている人ほど、冠状のリスクが少なく、より多く食べている人は、CHDのリスク自体低下していることが判明しました。2010年のジャーナルに掲載された結果です。

04.
気分をハイにしてくれる!

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心理学者のDiana L Walcutt博士によると、チョコレートの利点は、ポリフェノールの一種「レスベラトロールから来ている」んだそう。健康上の利点は、エンドルフィンの脳レベルを向上させたり、多くの抗鬱薬にも含まれる、気分を変化させる化学物質セロトニンに影響を与えることにあるようです。

チョコレートを食べることで、脳内のセロトニンレベルを高める働きがあるため、チョコレートは、腸内のセロトニンの生産を増加させ、免疫システムを補うこともできるんだそう。

05.
炎症にも…。

「ダークチョコレートを日頃から食べている健康的なイタリアの人々は、C反応性タンパク(CRP)の低血清濃度と関連している」と題された2008年の栄養ジャーナル。血清C反応性タンパクは、ストレスがたまった肝臓によって生成される炎症のサインだとか。

これは、自己免疫疾患や感染症、さらには高血圧や糖尿病、心臓病にも関連付けられているようです。

慢性疾患の少ないイタリア人に焦点を充てたこの研究は、チョコレート全く食べない人、ミルクチョコレート派、ダークチョコレート派に分けて調査。結果、ダークチョコレートを食べた人たちは、適正なCRP血清レベルにあったそう。

このことからも、「少量のダークチョコを日常的に食べることで、炎症を抑える働きがあるある」ことを結論付けました。

06.
コレステロールを撃退!
(ただし、食べ過ぎ注意)

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ヨーロッパの臨床栄養ジャーナルで、2011年に発表されたこの研究。ココアの消費量とコレステロールの関係性を、10の臨床実験を統合して答えを導き出しました。

研究者らの見解は、ココアの消費量の増加が善玉コレステロール(HDL)に著しく影響を与えることはないものの、悪玉コレステロール(LDL)および、全体のコレステロールのレベルを、相対的に減少させることを見出したようです。

07.
血圧値への影響は?

オーストラリア・メルボルンの科学者たちは、大人が食べるチョコレートが血圧に与える影響に注目。のべ850人以上の被験者に対して、2週間〜8週間の実験に参加。ここで分かったことは、チョコレートを日常から口にしている人たちは、食べない人に比べ少なくとも2ポイント血圧の測定値が低下していることが分かりました。

メルボルン総合医療国立研究所のリサーチディレクターKarin Ried博士は説明します。

「チョコレートに含まれる豊富なフラバノールを、定期的に摂取するライフスタイルは、血圧を最適化するのに大いに役立つと言えるレベルです」

08.
心理的にも。

Outside of the office

健康情報サイト「WebMD」のによると、アメリカで平均的なサイズ(40g)のチョコレートキャンディーバーを2週間、毎日食べ続けることでストレスホルモンのコルチゾール値やカテコールアミン(こちらもストレスに悩む人に多く分泌される化合物)のレベルが同様に減少していることが判明。ストレス緩和にはやはり、甘いものが一番なのかも。

09.
アンチエイジングに…。

ドイツ人研究者による最新の研究によれば、チョコレートは人間の皮膚にも大きく影響を与えている様子。

年齢18歳〜65歳の女性24名を対象に12週間、一日あたり約1/2カップのココアを飲んでもらいました。そのうち半数には酸化防止剤329ミリグラムを含むココア、残りは抗酸化物質27ミリグラムが含まれたものを。抗酸化物質入りのココアを飲んだ女性の結果がこちら。

調査前に比べ、
①紫外線による皮膚の発赤が約25%減少
②肌荒れが約30%減少
③肌密度が約16%増加
④温度は約13%上昇
⑤厚みが約11%増加

10.
天然の鎮痛剤と言われている…

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2008年の研究で、実際に毎日チョコレートを消費している人たちの、C反応性タンパク質(体内の炎暑を示す血液サイン)は低い数値を示していることが分かっています。

つまり、炎症に伴う痛みがある場合、チョコレートを食べることで、「炎症を抑え、痛みを和らげる効果が期待できる」と考えられているようです。

このように、驚きの研究がいくつも発表されているんですね。大好きなチョコレートを食べる理由を聞かれときは、こちらを参考に!

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