心と脳はこんな関係です。両者の葛藤をシュールに描いたマンガ
人間の脳と心は親密につながり合って、あなたを動かす原動力となります。この漫画の中で、心はいつもココロ満たされていたいと思っています。かたや脳は、そんな心の奔放さに、ちょっと手を焼いている。そんなシチュエーションを想像しながら見てみると、面白さが倍増するはす!
そうそう、英語版の四コマ漫画は、基本左上から右下に向かって読んでいきます。
01.
月曜日の朝はいつも
頭と心の葛藤
心:なんで、そうまでして働くんだい?まだまだ、仕事への文句が言い足りないくらいあるってのに。
02.
自分の心を
分析できるのは脳だけ
心:すべての問題に対する答えが見つかったよ! 脳:何だい死の必然性を受け入れて、毎日を最大限に生きること? 心:否定するつもりだったけど、それも悪くないね。 脳:そんなことより、アイスクリームの方が重要なんじゃないの? 心:確かに!
03.
心の良き理解者
心:何だって、1日が「ムダ」に感じてしまうんだろう? 脳:試しに、ヘンテコなこと一切せずに、1日を過ごしてみたら?
04.
コーヒーを飲むと
体内ではこんな感じ
脳:ああ、どうしよう。ボクらあまりにもカフェインを摂りすぎたよ。“世界を変えよう”なんて気持ちも、不安の中に溶けていきそうだ。みてごらん、彼(心)の脈の打ち方を。 心:タ・ス・ケ・テ…。 脳:多分、もう少しコーヒーを飲んだらよくなるはず。 心:これ、本当に効いてる? 脳:いいから、こういうときは飲むんだ!
05.
心の従うままに…
心:なあ、いったい何がボクたちを本当の自分から遠ざけているんだろう? 脳:意見の食い違いじゃない?そりゃ、価値ある人間関係も必要だけど、その人たちみんなとつながっている必要なんてないよ。 心:じゃあ何、出会った人みんなに個性を発揮しなきゃいけないってこと? 脳:ああ、そういうことさ。 心:ちょい待った、それをボクとしてちゃダメだろ。 脳:ボクは自分の夢に従ったまでさ。
06.
自制心って、難しいね
脳:コレステロールをどれだけ蓄えるつもりだい?アイスその量って、まさにそういうことだよ! 心:(ドキっ)分かってるって、明日から明日から。
07.
分かっていても
止められないことも
脳:欲しいんだったら自分で注文しなよ! 心:いいんだ、ちょっと欲しかっただけだから。コレステロールを気にしてんのさ。 脳:頼むよー、ポテトが食べたいんだよ。 心:フライドポテトを注文する危険性、分かってんだろ?
08.
ときには、
見境なくなることも
脳:いくらなんだって、クモひとつ退治するのにこれはやりすぎでしょ!? 心:だって、飛び出るくらいビックリしたんだもん。
09.
心は折れてない
気持ちさえあれば…
脳:結局ボクらはずっと、負けっぱなし。万策尽きたよ。 心:コウモリの心臓は砕けたけど、敗北なんてしてない!世界で最も偉大な探偵にお任せ〜!
10.
世界は自分中心!?
脳:へぇー、火星で水を見つけたんってさ。これは大発見じゃないか。 心:いいね。何時に出発?
11.
心は正直者
脳:こりゃ、ちょっと困ったことになったよ。ねえ、どうしよう? 心:簡単さ。問題が消えてなくなるまで、文句を言ってりゃいいのさ!
12.
衝動は
誰にも止められない
心:あ〜イライラする。こんなスマホもういらない。こうしてやる。 脳:ちょ、ちょっと待って!すぐに新しいのなんて買えないんだから、冷静になって。ね?へっ…?いやぁーーーーーー! 心:はあ、はあ、はあ。 脳:分かったよ。やっぱり、ボクら新しいのを買うべきなんだ。 心:だろ?
13.
いつでも良識ある判断を!
左→大人としての責任右→まったくのナンセンス脳:いや、こっちだってば…。
これは、アメリカで活躍するマンガ家のNick Selukさんの作品。雪男のYetiが登場する人気マンガ「The Awkard Yeti」からスピンオフした、脳と心を描いた「Heart and Brain」から、一部抜粋してご紹介しました。ときおり顔を覗かせるアメリカンジョークもあるけれど、心と脳の葛藤がよく描かれていますよね。
Licensed material used with permission by The Awkward Yeti