猛スピードで歩ける「ウォーキングバイク」が登場。ナンダコレ!

遠くから見ると自転車だが、どうやらペダルは漕いでいない。では、自動で走る電動スクーターなのか?といえばそれも違う。ドライバーはその乗り物の上を"歩いている"のだ。これは一体、なんなのだろう?


斬新な発明!
「ウォーキングバイク」

アウトドアが大好きなオランダの発明家Bruin氏は、どうしても自転車に乗るという行為が好きになれずにいたそうだ。なぜなら「せっかく外に出ているのに、なんでイスに座らなければいけないんだ」と思っていたから。

同氏は考えた。そしてこう思った。「ランニングマシーンが走ればいいんだ」。そうして生まれたのがこの「Lopifit」。

床にあるベルトを、足で後ろに押す。そうして中のシャフトを回すことでエンジンが稼働する。ランニングマシーンの要領と同じだ。これなら足の長さはもちろん、年齢や運動神経も関係ない。坂道だってパワフルに登れるのだとか。

実はこの発明品、購入できる。2014年に動画が話題になった際、多くの人から問い合わせが殺到し、実際に製品化された。

WEBサイトによれば、ギアが3段階に設定されており、最大速度は20kmほど。エンジンは電動モーターで動く。価格は日本までの送料を含めると2,094ユーロ(約28万円・うち送料が4万円ほど)だ。

バイクを買ったほうが安いと思うのも仕方がない。が、どうしても座って移動したくない、自転車は苦手だ、でも運動はしたい、なんて思っている場合には唯一無二の移動手段となりえるかもしれない。まさに個人用の「動く歩道(エスカレーター)」といった感覚だろうか。

買うかどうかは別にしても、一度は乗ってその感覚を体験してみたいものだ。

Licensed material used with permission by Lopifit
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。