どれだけ走ってもCO2が増えないバイクの仕組み

去る8月2日、世界は「Earth Overshoot Day」を迎えました。これは、地球が供給できるエネルギーを人間の需要が上回ってしまう日。以降は地球へ”借金”をしている状態だとされます。

環境に配慮するひとつの手は、車やバイクに乗るのを控えること。だけど、生活の一部になっているから、正直これらを手放すことは難しい。だとするならば、新しいエネルギー源を作り出すことが大切になってきます。

「光合成で取り込んだ
二酸化炭素が排出されるだけ」

Photo by Jesse Kraal

デザイナーRitsert Mansと科学者Peter Mooijが協力して作ったのは、海藻から抽出したオイルをエネルギーとするバイク。複雑な工程を経て特別に作られたものではなく、オリーブオイルのように単に油を取り出したとのこと。

Peterは「海藻がバイクの燃料になっても、光合成で取り込んだ二酸化炭素が排出されるだけなので、その総量が増えることはない」とNew Atlasに語っています。

Photo by Jesse Kraal

ちなみに、ボディに使われているのは再利用された木材。「リユース」は、Ritsertのこだわりのようです。

砂浜に打ち上がっていたり、海に漂っていたりする海藻を使うというアイデアは、環境に気を使っている彼だからこそ、思いついたのではないでしょうか。

Licensed material used with permission by Mans Maakt

関連する記事

レイアウトにも気を使ったバイクストアが、日本でも増えてきました。でも、デンマークでオープンしたばかりの「United Cycling Lab & Stor...
環境を守るために人を雇用していこうという考え方を意味する言葉「グリーンジョブ」。新型コロナウイルスの流行をきっかけに今、注目を集めています。海外の取り組み...
燃料は水だけ!?ブラジル人発明家の男性がつくりだしたバイクは、ガソリンを使わずに走れて、たった1リットルの水で500kmもの距離を走行することができるとい...
イタリア人デザイナーMario Trimarchiが手がけたバイク「Samotracis」。ポイントは、ボディを覆っている銅です。100年経ってもイケてる...
米国発のブランド「KEEN」が、今月から月間で、地球環境について考える活動「Detox the Planet」を展開して、2025年までのPFC-FREE...
社会の常識にとらわれることなく自分らしさを追い求めるために街を駆け抜けているそう。
緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ安心できないこのご時世。この機会にクロスバイクでの通勤を取り入れてみては?初心者にぴったりな製品もご紹介します。
コンパクトに折りたたんでバッグに収納できる、世界でもっとも効率的でパワフルな電動バイク「smacircle S1」。
ノルウェー企業が開発した「Podbike」は、小型自動車のような見た目をしているけど、電動アシスト自転車なんだとか。要するに、ペダルを漕いで初めて動き出す...
2018年になってから、今まで以上に注目されるようになったゴミ問題。インドのスタートアップ「KARMA Tips」は、2016年からユニークな方法で環境改...
この記事では、あなたの職場の上司や友達、恋人の隠れた腹黒さをチェックする心理テストを『恐ろしいほど人の本音がわかる!大人の心理テスト』から3問厳選してご紹...
走行することで空気を自動で注入するシステム「エアハブホイール」を搭載したクロスバイクが「Makuake」に登場。面倒な空気入れ作業が必要ないほか、空気圧の...
あまりにも静かな抗議。でも、見ると思った以上にインパクトがあるんです。
「FlexiSpotデスクバイクV9」は、堅牢なデスクやモニターアーム、テレビスタンドなどを造り続けてきた企業「Loctek」が生み出したもの。重力センサ...
イギリスのバイクショップ「Death Machines of London」が、武士の甲冑をモチーフとした「KENZO」という名のカスタムバイクをリリース。
地球温暖化や気候変動、公害などの環境問題を漫画で伝える少年がいる。ブルックリン出身のJaden君だ。主人公として作品中にも登場。他にも彼の友人がキャラクタ...
環境汚染の要因の1つで、世界的に大きな問題となっているペットボトル。カメルーンでも、ゴミとなり道路脇に溢れかえるなどの深刻な問題となっている。その状況を解...
11月5日、立ち乗り電動二輪車だけでなく電動キックスクーターや電動一輪ローラースケーターを展開する「セグウェイ」が、新製品として「電動オフロードバイク」を...
バイクギアメーカー「KUSHITANI」とサステイナブルブランド「SEAL」がコラボした廃タイヤチューブをアップサイクルしたバッグギア2製品が発売。
「glafitバイク GFR-01」は、重さが約18kgで、持ち運ぶのもラクラク。加えて、コンパクトに折りたたむこともできるそうです。
アメリカでの「Black History Month」で、2月にはアフリカ系の人々に敬意を表するイベントやキャンペーンが多く行われていて、Nikeは毎年の...
難民の協力を得てゴミを収集。それらを材料として有名人のポートレイトや企業のロゴマークを作って販売。利益の半分をチャリティとして寄付。そんなサステイナブルな...
「Bosch」が開発したのは、バイクのタイヤが横滑りしたときに、これを検知すると同時に一気にガスを噴出させる機能。滑っている方向とは逆の力を発生させること...
彼の名はロブ・グリーンフィールド。持続可能な社会を目指し、環境保護を訴える活動家だ。特注の透明スーツを羽織り、これから30日間で自分が出すゴミをすべて身に...
オランダを拠点に活動するデザイナーRoel Van Heurさんが自作したバランスバイクをご紹介。
「MIT」の博士課程の学生が発表した論文で、実験室で木材や繊維など特定の植物組織が育てられることを提唱した。将来的に木材の生産がすべてラボでできるかも。
ホームレス問題が深刻化するカリフォルニア。状況を改善するためにロサンゼルス市長が建設会社に相談。考案されたのは、コンテナを使ったフードホールでした。
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領が、「うんちを一日置きにすれば、環境問題と貧困は解決する」と発言。
「Plastic Whale」が開催するプラスチックフィッシングは、5段階評価で4.5を誇る。さらに、人を集めるのが難しいゴミ拾いイベントにも関わらず、多...
アメリカ・カリフォルニアを拠点にする2人のサーファーが作ったモノは、タバコを材料にしたサーフボードでした。背景には、自然に対する想いが影響しているようです。