東京にいながら、シカゴをお掃除

シカゴのスタートアップ「Urban Rivers」は、都市部を流れる川の水質改善をおこない、野生動物があふれる自然を蘇らせようとしている。

すでに彼らは、クラウドファンディングで寄付を募り、多くの植物を植えられるデッキをシカゴの川に取り付けた。

このアプローチをすると同時に清掃活動をしたとしても、水質改善は十分でないという。なぜなら、朝方にゴミ拾いをしても夕方には違うゴミで川が埋めつくされてしまうのが現状だから。

そこで、「Urban Rivers」はユニークな方法で問題解決をしようとしている。カギになるのは、シカゴに暮らしている人だけでなく、世界中の人々だ。

ロボットを操って
川を綺麗にする

© Urban Rivers

「Urban Rivers」が開発しようとしているのは、誰もがインターネットを通じてコントロールできるロボットだ。

つまり、東京からでもシカゴの川を綺麗にできるし、たとえソファに座っていたとしても環境に貢献できる。ちなみに、1人が使う時間に制限をもうけて、ゲーム性を持たせようとしている。

世界中からアクセスできるようにすることで、アメリカでは夜にあたる時間でもロボットを動かせるのもポイント。もちろんライトが付いていれば……の話ではあるが。

ハッキングに対するセキュリティを強化しながら、現在もロボットの開発を続けているようだ。

Top photo: © Urban Rivers
Reference: Urban Rivers
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。