アジアン料理ブームに潜む問題から生まれた「インテリア雑貨」

木目が特徴的なこちらのアイテム。実は「割り箸」からできています。年々増えている使い捨て箸への問題意識から生まれたプロダクトです。

アジアン料理ブームの裏に
「割り箸ゴミ」問題

アジアン料理のブームが巻き起こっているいま、使い捨てタイプのお箸が世界中で使用されています。そのため、中国だけでも毎年80億膳ほどのお箸が捨てられているんだそう。

「そのお箸を無駄にしないためには、どうすればいいだろう?」

バンクーバーのインテリアブランド・ChopValueが出した結論はこうでした。

「捨てられたお箸を、家具に変えてしまおう!」

創業者であるFelixBöckさんは、ブリティッシュコロンビア大学で林業を専攻する学生。彼は、割り箸を生まれ変わらせるというアイデアを思いつくやいなや、「回収Boxをお店に置いてほしい!」とレストランに提案して回りました。

樹脂でコーティングして
丈夫な素材に

彼らは竹の割り箸をレストランから回収すると、まず実験室に持ち込んで洗浄します。そして樹脂でコーティングし、さらに機械でホットプレスすることで、平らな素材へと生まれ変わらせます。

こうして出来上がるのがこちら。横の断面を見ると、たしかにお箸っぽさが分かるかも。

コースターにテーブルに…
デザインも魅力のラインナップ

コースターにタイルにテーブルに…と、ラインナップは様々。コースターは4枚セットで約3,000円、サイドテーブルは約29,000円くらいの価格感です。

可愛らしいだけでなく、エコでもあるという、ダブルで嬉しいインテリア用品です。

Licensed material used with permission by ChopValue
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。