ゴミをインテリアに!デザイン事務所が提案する「新しい価値」
空間やインテリアなどをデザインする「株式会社DRAWERS」が、ユニークなテーマをもつプロダクトブランド「wa/ter」をローンチした。
そのテーマとは“廃材をなくすこと”。
ブランドいわく「デザイナーの仕事は、さまざまな人や物の問題解決をすること。環境問題や社会情勢によって生まれたこのプロダクトブランドの活動によって、できるだけ多くのゴミをなくし、できるだけ多くの人に“ゴミは捨てられるだけじゃなく、それぞれ違った価値が残っている”ということを知ってもらいたい」とのことだ。
たとえば、家具製作の際に材木屋から出てしまう端材は、本物の木の香りを感じられて子どもがなめても害がない「積み木」に。
©2020 株式会社DRAWERS
吹きガラス工房で溶解炉の底に溜まったガラスの大きな塊は、一度砕いて再加熱することで、一つとして同じ形がない唯一無二のオブジェに。
©2020 株式会社DRAWERS
今はなきブラウン管テレビのガラスは、アロマをたらす器やブックエンドにしたり、ただのオブジェとしても楽しめるものに生まれ変わることができる。
©2020 株式会社DRAWERS
もちろん、同じ色、形のものは一つとしてない。
使い方や飾り方も、十人十色でいいという。
新しい価値を見出されたこのゴミ出身のインテリア、個性的で、洗練されていて、もはやゴミから生まれたとは思えない!
『wa/ter』
【公式ホームページ】http://water-sup.com
Top image: © 2020 株式会社DRAWERS