「15分間の瞑想」へと誘う、室内用ランタン
キャンプは“焚き火”がないとはじまらない。ゆらめく炎をただぼんやり眺めているだけで、心は無にもなり、内なる自分と向き合ったり。
そんな焚き火に近い心理的効果が期待できるのが、室内用ランタン「Re:ful」。創業70年の老舗ストーブメーカー「トヨトミ」が手がけたリラクゼーションプロダクトだ。
©きびだんご株式会社
写真のように両手でボディを包み込むと、タッチセンサーがはたらきガラスフードの中に本物の火が点る設計。燃焼時間は15分。疲れた仕事帰り、リラックスしたい休日、精神のスイッチを切り替えるのに、長すぎもせず短すぎもせず、じつにちょうどいい時間だ。
また、炎のゆらめきに加えて香りを楽しめるのもRe:fulの特徴。全5種類のアロマタブレットを本体にセットすれば、さらなるリラックスが適う。
ちなみに、ボディは山桜の原木から削り出し、ガラスフードは回し吹きで仕上げている。いずれも富山県の熟練の職人による手しごと。
販売価格約4万4000円は、簡単に手を出せるものではないが……オール電化が進み日常で火に触れる機会もなくなりつつあるなか、再び人が火の元に集まる“囲炉裏”のような存在にもなってくれそうだ。
日常にともる15分間だけの特別な時間。自分ならどう使うだろう?想像するだけでも楽しくなる。
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