なんの変哲もない街の電球。実は、夜になると・・・(ポルトガル)
舞台はポルトガル・マデイラ諸島の路地。上空にはいくつもの電球が。やや密集している感はあるものの、特に気になるポイントはなさそうです。
そう、いまのところは──。
昼は味気ない風景。
しかし、夜になると……
赤、青、緑などなど、鮮やかな照明となり、あたりは一気にいいムードに。
しかもコレ、よ〜く見てみてください。
この銀色の物体、
実は◯◯だった。
銀ボディの電球の正体は、「洗濯機のドラム」。
これは、エコな暮らしを促進するNPO「Teatro Metaphora」が企画したインスタレーション。壊れて使えなくなった133のドラムを収集し、ライトとして再利用。「A Midsummer Night’s Dream」と題し、夜空を鮮やかに彩ったというわけ。
もしかしたら、いまあなたが捨てそうになっているモノも、視点の転換ひとつで価値あるモノに再生できるかも?
Photo by Andriy Petryna
Reference:CONTEMPORIST
Licensed material used with permission by Teatro Metaphora