捨てられたおもちゃを「キッズ用インテリア」に変えるプロジェクト

この記事で紹介するのは、ベルギーでリサイクルを推進する企業「ecoBirdy」によるプロジェクト。何をやっているのか?の説明の前に、彼らが行なった調査の結果に触れたいと思います。

「ecoBirdy」によれば、人気のあるおもちゃ(ミニカーなど)の90%がプラスチックでできているそう。さらに、使われる期間は平均たったの6ヶ月……。捨てられるおもちゃの80%は埋め立て地へと送られるとのこと。プラスチックごみ問題への関心が高まっている今だからこそ、たくさんの人がよくない状況だと分かるのではないでしょうか。

そんな課題を解決するために立ち上がったのが「ecoBirdy」です。彼らはゴミになってしまう“プラスチックおもちゃ”を回収(すでに14,000個以上も集めているそう!)。そして、新しいキッズ用インテリアを製造しています。

デザインは丸みを帯びていて、子どもが怪我をしてしまうリスクを減らしている工夫が伝わってきますね。現在は主にイスやテーブル、ランプを販売中です。

Reference: ecoBirdy
Top image: © ecoBirdy
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。