捨てられた大量の「ビーチサンダル」をアートに変えるプロジェクト
青く綺麗な海は見るだけで癒されるものですが、そんな海ばかりではないはず。どこからともなく海岸に打ち上げられたゴミがあるところもあり、そんな光景を見ると思わず萎えてしまいますよね。
それは、アフリカの海でも同じこと。ケニアの「Ocean Sole」というプロジェクトでは、海岸や運河でゴミとして見つかる大量のサンダルをリサイクルする活動をしているそうです。
ビーチのゴミが
可愛い動物に生まれ変わる
「Ocean Sole」は、年間40万個のサンダルをこのようにリサイクルすることを目標にして販売し、一部を環境保護のための基金へ寄付。
また、ケニアの首都ナイロビをはじめ、スラム街や田舎で活動を行うことで、雇用を促進しているそう。
「靴を買うこともできなかったけれど…」
働いて6年になるというEric Mwandolaさんはこう話します。
「これまでは靴を買うこともできなかったけれど、今はふたりの子どもを中学校へ通わせたり、十分に食べさせて服を買ってあげられる。農園を持てたし、搾った牛のミルクを近所で売ることもできるから、子どもたちへの投資のお金になる。さらに、病気のときは会社が治療費を払って支援してくれるんだ」
「Ocean Sole」は現在、日本へのマーケット拡大を計画中とのこと。彼らの取り組みに興味がある人はこちらの連絡先まで。
Katie Carnelley - katie@ocean-sole.com / +254 727 531 301
www.ocean-sole.com / Karen Village, Nairobi, Kenya / info@-ocean-sole.com
Licensed material used with permission by Ocean Sole