オフロード用ヘルメットの「つば」は「日除け」が目的じゃないんです

アメリカやヨーロッパで人気のオフロードレース

BMXモトクロスなど、未舗装のオフロードを走る自転車やバイクに乗る際にかぶるヘルメットの前頭部には「バイザー」と呼ばれる「つば/ひさし」がついています。

「ベースボールキャップと同じで“日除け”のためでしょ?」って思った人、ちょっと待ってください。では、なぜオンロードを走る自転車やバイクのためのヘルメットにはバイザーがついてないんでしょうか?

じつはこのバイザーというパーツ、日除けではなく泥除けのためにつけられているもの。

レースの際、前を走る選手が跳ね上げた土や泥が視界をふさいでしまうことを防ぐのが、このヘルメットのバイザーの役目なんです。

「でも、前方から飛んでくる泥から視界を守るのなら、額(ひたい)につけても意味ないんじゃ......」。

それには、オフロードレースならではの理由があります。

オフロードレースで使われる自転車やバイクのタイヤはブロックタイヤと呼ばれ、接地面に深く大きな溝が掘られています。レース中、ブロックタイヤによって蹴り上げられた土や泥は、真後ろだけでなく、後方の斜め上にまき上げられる格好になります。

つまり、後ろを走る選手は、上空から土や泥が降ってくるような状況になるため、前頭部にセットする必要があるんです。

日本ではまだ馴染みのないオフロードレースですが、機会があったら一度観戦してみてください。きっと、その迫力とスピード感に圧倒されるはずですよ。

※上記、諸説あり。

おすすめ記事

Top image: © 2019 TABI LABO
11月5日、立ち乗り電動二輪車だけでなく電動キックスクーターや電動一輪ローラースケーターを展開する「セグウェイ」が、新製品として「電動オフロードバイク」を...
7月19日までクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて資金調達をおこなっている「Lumos Ultra」は、方向指示器が搭載されている自...
日本では日常の足として愛されている「ママチャリ」。そんなママチャリがアメリカで普及しないのには、こんな理由があったんです。
欧米で数々の賞を受賞した革新的な自転車用ヘルメット「Lumos helmet」が日本で販売を開始する。
暗闇で光るエコバッグは、特許技術のオーロラのように反射するリフレクター(反射材)を用いて、夜道での安全面とデザイン性の高い普遍的なプロダクトを提案する暗闇...
レイングッズを扱う「ワールドパーティー」が、安全面や機能面に配慮した、自転車に乗る人のためのポンチョ「レインバイシクルポンチョ」を自社ブランド「Wpc.」...
シティサイクル用にピッタリなのがスペインの〈CLOSCA〉が作ったへルメット「FUGA」です。ユニセックスで使えるスマートな外見と、モバイル性がポイント。...
レイアウトにも気を使ったバイクストアが、日本でも増えてきました。でも、デンマークでオープンしたばかりの「United Cycling Lab & Stor...
一見フツーに折り畳めるベースボールキャップ。なのに、被った人の頭を従来の自転車用ヘルメット以上にしっかり守ってくれます。
アメリカ雑貨好き&ビンテージマニア必読! アメリカを代表する人気キャラクター「ナウガモンスター」の歴史とユニークな誕生秘話!
清掃機器の最大手メーカーであるドイツ「ケルヒャー」が、世界各国の清掃習慣や掃除に対する意識を調べるためにアメリカ、フランス、ロシア、中国、日本など11ヵ国...
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの追加種目に選ばれた「BMX」の「小さなタイヤ」の謎に迫ります。
社会の常識にとらわれることなく自分らしさを追い求めるために街を駆け抜けているそう。
転倒、衝突、接触…、もしもあなたが自転車に乗っていて、不意なアクシデントに遭遇したとする。そのとき、頭部を守ってくれるのは、このエアバッグ「Hövding...
最近では、少しスピードの出るクロスバイクオーナーも、保育園の送り迎えのキッズたちも、ヘルメットを被っている。「スピードも出るし、もしかして自分も被ったほう...
「Bosch」が開発したのは、バイクのタイヤが横滑りしたときに、これを検知すると同時に一気にガスを噴出させる機能。滑っている方向とは逆の力を発生させること...
米「Amazon」は、昨年同社が開催した人工知能(AI)をテーマにしたイベント「re:MARS 2019」において「StyleSnap」という技術を発表。...
7⽉1⽇、着るクーラー「REON POCKET」が「ソニー株式会社」から発売された。
ノルウェー企業が開発した「Podbike」は、小型自動車のような見た目をしているけど、電動アシスト自転車なんだとか。要するに、ペダルを漕いで初めて動き出す...
「Onewheel+XR」には、レース用の太いタイヤが搭載されていて、オフロードでさえも駆け抜けることができます。最高時速30kmで走行することが可能なん...
建設されればされるほど、環境に優しい街が形成されていく。建築家Richard Moretaさんがデザインしたのは、ゼロエミッション化を実現する街づくりの第...
首を捻ることなく360度の視界をライダーにもたらす「クロスヘルメットX1」はバイクの近未来的な乗車体験を提供するヘルメット。「Makuake」で先行予約受付中。
緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ安心できないこのご時世。この機会にクロスバイクでの通勤を取り入れてみては?初心者にぴったりな製品もご紹介します。
昔に比べれば増えたけど、それでもヘルメットを被らずに自転車に乗っている人はまだけっこう多い。そこには「デザインがちょっと…」とか「持ち歩くのが大変」という...