「ペインターパンツ」のサイドに「バンド」がついている理由
股上が深く、大きなポケットが特徴的なワークスタイルの定番アイテム、ペインターパンツ。タフなダック生地を使用したものからスタイリッシュなヒッコリーストライプの一本まで、じつに様々なバリエーションを誇る人気のアメカジアイテムですが、こんな疑問をもったことはありませんか?
「サイドのベルトって、なんのためにあるの?」って。
これには、意外と知られていない誤解と意味が隠されているんです。
まず、多くの人がペインターパンツと呼ぶこのアイテムですが、正式には「ペインター=塗装工」ではなく「カーペンター」──大工のために開発された作業着です。
つまり、正式名称はカーペンターパンツ。
そして、サイドに縫い付けられたバンドはハンマーループというパーツであり、文字通り、ハンマーのグリップ(柄)をループに通してパンツにぶら下げるためのギミックなのです。
一口にワークといっても、業種によって様々なディテールや工夫が込められたアメカジのワークアイテムは、知れば知るほどさらに興味が掻き立てられます。
※上記、諸説あり。
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