『GO OUT』編集長・竹下充がパパ目線で薦める、大人クオリティのヘッドギア

人にもモノにもストーリーがある。逆に言えば、ストーリーがないモノに僕らは惹かれない。
そんなストリート世代特有の価値基準はパパになっても健在。どんな時代でも軽やかに柔軟にマイウェイを貫いてきた、ストリート世代パパたちが選ぶ、男ゴコロをくすぐる家事・育児グッズを紹介します。

題して「DADTOOLS」。

実用性とうんちくのハイブリッド。ママも必見、スタイルのあるパパたちのモノ選び。第6弾はアウトドア・ファッション誌『GO OUT』編集長の竹下充さんです。

©2019 BLAST13DEDICATION

お子さんが生後10か月から親子でキャンプを楽しんでいるという竹下さん。キャンプのほかにもスケートボードや自転車など、アクティブなライフスタイルを地でいくGO OUT編集長がオススメする育児グッズとは? これまたアクティブなこだわりギアでした。

スタイルと安全性を両立させる
bernのヘルメット

「独身時代からbernのヘルメットを愛用しています。息子が生まれチャリに乗せるようになってヘルメットを探していたところ、bernに子ども用があると知り、迷わず購入しました」。

bernは、2004年に米ボストンで誕生したヘルメットブランド。大きくて重いという従来のイメージを一掃したすっきりデザインは、まるでキャップをかぶるような感覚。ファッションやスタイルを重視する横乗り系ライダーたちから絶大な信頼を得ています。

見た目だけでなく、強度やフィッティング性へのこだわりも強いのが同ブランド。安全にフリーサイズはないという哲学のもと、細やかなサイズ展開を設定。そのフィロソフィーはKidsサイズにおいても変わりません(下は1歳から12歳まで、3タイプ展開)。

アウトドアシーンの中からファッション感覚で取り入れられるモノ選び。日頃の審美眼にパパ目線を加えたとき、竹下さんが選んだのは、納得感ある安全性に裏打ちされたbern(写真青のヘルメット)でした。

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パパといっしょ!が効果テキメン

育児あるあるのひとつに“子どもがヘルメット着用を嫌がる”というのがあります。でも、竹下家はこれに当たりません。なぜなら、パパとおそろいだから。

パパが身につけているものと同じものを。そういう年頃ってありますよね。子どもが苦手なかぶりものもパパと一緒ならHAPPYに変わる。

「自転車で通勤するとき、大人でも大きな道路を走るのは怖い」。

自分の身は自分で守る。交通安全の模範はヘルメット姿のパパ。こうしたパパを見て男の子たちは学んでいく。昔もいまも、大切なことはなにひとつ変わっていないのかも。

「最近だとスケートパークでもノーヘルだと入れてくれないところも増えたし、スノーボーダーもヘルメットを着用するようになりましたよね」。

エクストリーム系スポーツに、自分の身を自己責任で守るという意識がちゃんと根付いてきたと竹下さんは見ています。

「僕らがまだ10代だった当時のノーヘルはかっこいい的な文化は、もう過去の話ですね(笑)」。

ファッショナブルなだけでもダメ。そこに機能が備わってはじめて、パパと息子がおそろいで使える竹下さん納得のギア、それがbernのヘルメットだったわけです。

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bern NINO 9500円(税抜き)

横乗りスポーツなどのアクティビティに必要な安全性と、デザイン性を兼ね備えたボストン発のヘルメットブランド。日本人向けにアレンジされたジャパンフィットを採用したモデルも多数ラインナップし、年齢やシーンに合わせてチョイスできる。

Top image: © 2019 BLAST13DEDICATION
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。