「ヘッドフォン」と「ヘルメット」を共存させたい人のための最強ギア
雪の上だろうと、フィールドだろうと、たとえそれが街中だったとしても、今やヘルメットだって立派な自己主張アイテムだ。けれど、そのヘルメットとヘッドフォンだけはどうしたって共存できない関係性…こう思っていたのに。
なんだ、そんなことが可能だったんだ!
これは、ライディングも、サウンドも、スタイルも、バッチリ決めたいってワガママな人のためのヘルメット。
着脱自在、セットアップみたいな
ヘルメットとヘッドフォンの関係性
これまで、デザインも含めて本気で「イケてる」と言えるような、ビルドインタイプのスピーカー内蔵ヘルメットがあったろうか。いわゆるイヤホンタイプでイヤーパッドだけは大きい、みたいなものはあれど、着脱式という点で言えばこの「SOUNDSHIELD」はかなりイケてるんじゃないかな。
もともとは、スノースポーツアスリートたちの練習用にデザインされたものだそうだから、頭部を保護するヘルメットとしての安全性はお墨付き。ならばなおさら、彼らだけのツールにしておくにはもったいない。スケボーでも、ローラーブレードでも、BMXでも、あるいは日常のサイクルにだって、なくはないはずだ。
メットをかぶっていても
操作ラクラク
ヘルメット装着時、すべてのインターフェースはヘッドホンのハウジング(画像の黄色部)をプッシュすることで始まる。音量の調整は、ダイヤル式になったハウジング周りでコントロール。もちろんBluetooth仕様だから、わずらわしいコードもないし、いちいち手袋を外す必要もないという訳だ。
さらには内蔵されたマイクを通して通話もできる。これとて1タップ。一度の充電で最大16時間を再生でき、Bluetooth経由でストリーミングも可能だという。要はワイヤレスヘッドフォンとしての機能も十分満たしているギアを、ヘルメットに着脱してしまったのがSOUNDSHIELD。
日常とエクストリーム
どちらのニーズにも応える
普段はヘッドフォンとして、ライディングで頭の保護が必要な時にはヘルメットに装着して、という2WAYの使い分けだっていいしね。どっちにも中途ハンパじゃないところが、とにかくアイテムとしていいじゃないか。
ところで転倒の際など、このヘッドフォンが簡単にヘルメットから着脱してしまうようでは一体型と言っても意味がない。メーカーによれば、メット内部に4つのアンカーポイント(止め具)でしっかりホールドされるため、どんな状況でも定位置に固定していられると太鼓判。
「普段の日常とエクストリームな場面、その両方にフィットして、機能もデザインも満足できるギアがなかった。じゃあそれをつくればいいってね」。
プロダクトデザイナーでCEOのJuan Garcia Mansilla、彼の発想はいたって単純。世にないなら自分がつくればいい、だった。
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