フィンランド政府観光局が本気で「探検家」を募集!
『ムーミン』の故郷であり、神秘的なオーロラも観測できることから、観光において根強い人気を誇る国、フィンランド。そのフラッグ・キャリアであるフィンエアーおよびVisit Finlandの特設サイトで、現在“探検家”を募集中なのだそう。これは一体、どういうことなのでしょうか?
100日間続くと言われている、フィンランド北部の冬。この季節には、空気と光が数え切れないほどの変化を見せるため、 短い滞在ではすべての魅力を体験することができません。そこで、フィンエアーとVisit Finlandは、3ヶ月にわたる壮大な探検旅行を企画。アウトドアに夢中の人に、他では決して味わえないフィンランドならではの冬を満喫してもらうことにしたのだとか。
体験できるのは、18の異なるエクスペリエンス。今回は、その一部をピックアップしてご紹介しましょう。
北極圏のカウボーイキャンプ
トナカイ飼育の見習い
トナカイの飼育は、北極圏の伝統的なライフスタイルの1つ。その独自性は、誰もが体験できるものではありません。
雪の迷路を進む
スノーシューで森の中へ
歩いたり、高い所に登って滑ったり…スノーシューをマスターするための1週間。毎日少しずつ難しいことにチャレンジし、大自然の中へ入り込んでみましょう。
北極圏の上空で
スキーの“次のレベル”へ・・・
テレマークスキーは、山を登り下りするための元来のスキー。まずは、モーグルとオフピステに、最後はスキージャンプに挑戦します。
風に乗って、雪山の上へ
スノーカイト
風を利用して山の上に行くためには、まず凧を揚げる練習から。追い風、横風、向かい風をマスターしたら、山に向かいましょう。上達が早ければ、ジャンプにも挑戦可能。
砕氷船クルーズと灯台での宿泊
北極圏ならではの方法で、ストレスを発散。巨大な砕氷船でクルーズし、ドライスーツに身を包んで、バルト海の冷たい水に浮かぶ刺激的な体験を。クルーズの最終目的地は、宿泊することになる「灯台」です。
フィンランド流クリスマス
田舎でのんびり
早朝に森に出かけて、完璧なクリスマスツリーを探すことから始まる、ラップランド流のクリスマス。
白い雪と暖かいキャンドルライトに囲まれた木製のサウナに入る。クリスマスイブに、これ以上望むものがあるでしょうか?
北極圏で犬ぞり体験
ハスキーぞりで冒険に行くだけでなく、他では体験できないほど、犬たちと親しくなるチャンス。北極圏のハスキーガイドの足跡をたどり、冬の間そりを引く犬たちを、健康でハッピーにしてあげる方法を学びます。
レベルに合わせた
アイスクライミング!
コロウオマ自然保護区へようこそ。基本さえ習得すれば、さまざまなレベルの氷瀑から、自分のレベルに合った場所を選んでチャレンジできます。常に変わる鍾乳石のような氷瀑は、ベテランクライマーにとっても充分なチャレンジ。
意外と寒くない?
氷の下でダイビング
氷の下に潜るのは、想像するほど寒くないもの。ドライスーツの下に、好きなだけ暖かい服を着込めるためです。いつもとはまったく違った視点で、氷のフィールドが自分の上にあるのを見るのは、なんとも貴重な経験に。
この刺激的な探検旅行は、2015年12月5日から2016年3月3日まで続く予定。当選者はなんと、旅費、食費、宿泊費といったすべてのコストを負担してもらえるのだそう。応募の締切は2015年10月18日。我こそはと思う人は、コチラから応募してみてはいかがでしょうか。きっと、ほとんどの人が知らない“本物のフィンランド”を知ることになるはずです。
Licensed material used with permission by Visit Finland