風邪をひいた後のアメリカ人の「対処法」が面白い!
「Little Things」より、風邪をひいた後の対処法を紹介します。といっても、ライターPhil Mutz氏のセレクトはあくまでアメリカ流。日本人には初耳なもの、効果を疑いたくなるものも中にはあります。でも、いつまでも風邪なんかに負けていられませんからね。
まあ、物は試しに。
01.
濡らした靴下を履いて寝る
風邪の症状を緩和するのに、わざわざ濡れた靴下を履いて寝るその意図とは?
「Best Health」誌によると、このびしょ濡れ戦略で血液循環が劇的に改善できるとか。足先へと血液を巡らせ、発熱を抑える効果が期待できるというのです。
記事によると、よく足を温めたうえで濡れた靴下を履く。さらにその上からドライウールの靴下を二重履きにすると、より効果が得られるそう。翌朝、びしょ濡れだった靴下は乾き、心地よさを感じることができるみたいですよ。
02.
枕を高くして眠る
もし低い枕が好みなら、風邪をひいた際には見直したほうがベターかもしれません。睡眠時、頭を高くすることで鼻腔の通りをスムーズにすることができるそうです。
03.
メンソール系の軟膏を
鼻の下に塗布する
「WebMD」によれば、鼻の下にメンソール系の軟膏を塗りこむだけで、呼吸器が刺激され鼻通りが良くなるばかりか、鼻をかみすぎたことによる炎症も抑えることが。鼻の通りは良くなるでしょうけど、これが風邪にいいとは…。
04.
塩水で“鼻うがい”
インフルエンザをはじめとする、ウイルスの除去には鼻うがいがいい?
特に塩水を使うと、さらに効果的だとWebMDは説明しています。小さじ1/4(約5グラム)ほどの塩をコップ1杯の白湯で溶き、そこに塩と同量のベーキングパウダー(食用)を混ぜたものが良いそうですよ。これを片方の鼻から通していきます。
05.
風邪の効きそうな食べ物を
とりあえず知っておく
風邪をひいた時にこそ、食べたい食材の例をいくつか紹介しましょう。ニンジン、玉ねぎ、ブルーベリー、クランベリー、バナナ、玄米、ピーマンなどなど。
また、「Wellness Mama」にはこんな情報も。風邪の初期症状の段階で白モノ食材を省くことが先決なんだとか。免疫機能を抑制し、治癒能力を遅らせてしまう原因になるらしく、砂糖や牛乳、チーズなどの乳製品を避けるようにすすめています。
06.
ホットウイスキーを飲んで
あとは寝るだけ!
風邪にはホットアルコール。体を温める効果ももちろんありますが、WebMDは、それ以上に鼻づまりの緩和や鼻腔の炎症を抑える効果に注目しています。
温かいハーブティーにブランデーやウイスキーを少々、小さじ一杯のハチミツを加えた伝統のホットウイスキー“トディ”がおすすめなんだそう。
07.
冷凍食品で
眉間を“冷えピタ”
眉間付近にある“副鼻腔”を冷たく刺激することには、ちゃんとした意味があって、鼻づまりを改善できるんだそう。蒸しタオルで温めるのもOK。
08.
風邪のひき始めには
自家製レモネード
夏の飲み物のように思えるかもしれませんが、レモネードは消化を助け、解毒作用もあり、さらにビタミンC豊富な風邪にこその飲み物、というのがアメリカ人の見方のよう。
最もオーソドックスな作り方をご紹介。有機レモン2個を絞り、水で希釈します。ハチミツをスプーン2〜3杯入れてよく混ぜ合わせればできあがり。
09.
シャワーの蒸気や湯気で
全身を潤わす
シャワーによる水蒸気や湿度が、粘膜を緩め鼻通りを改善していくのは、皆さんご存知の通り。他にも、喉が痛い時などは、湯気を吸い込むことで少しは和らいで感じますよね。
さらに「Best Health」誌では、こんな方法を紹介しています。ボウルに熱湯を張り、バスタオルを頭から覆って、ボウルをバスタオルで囲むようにします。この状態で湯気を鼻からゆっくり10分くらいかけて吸い込む。ただし、やけどには十分注意!
10.
基本のうがいは塩水で!
鼻だけでなく、喉の粘膜に付着した細菌を除去するためにも塩水うがいは最適のようです。さらには、発熱、咳、痰の原因となる上気道感染症を予防するのにもメリットありだとか。
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